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シャット「自分が一番強いと思ってる人ほど面倒臭い人はいないんですよね」
触手で叩きつける瞬間、アダムは弾かれながらも斬撃の姿勢を崩さず振り下ろす
アダム「クソが!!気持ち悪い触手プレイだな!クソビッチ!」
シャット「黙れヤリチンが」
アダムの斬撃が来る
シャット「お前の(自主規制)をそれで切り落とすぞ」
アダム「下ネタ連呼すんじゃねぇよ!」
シャット「笑い話として流してください」
アダム「ちっ…ふっ」
急に鼻で笑いだし余裕の笑みを浮かべる
シャット「余裕そうですね…?」
感覚が鈍る
何故か知ってる顔
シャット「…ッ!」
ギリギリ避けれた避けた先には…生前の上司
??「…あら、避けられた」
シャット「…リアンナ…?」
リアンナ「なんで疑問形なの?」
シャット「…やはりあなたは天国なんですね
ムーサに言わないとね」
リアンナ「そうね
言っといて欲しい。お母さんは善人だって」
シャット「そうですね。
まぁ思い出したくもないでしょうがね 」
ビリビリッ
指で電気を操り
シャット「放送事故は慣れているので
さぁ、殺戮の始まりです
でも、2対1は卑怯では?」
アダム「一人でいるお前が悪い」
シャット「…まぁ、いいです。
ほらおいでセレーネ」
そう言って影を広げて手を伸ばす
「この世界で一番価値がある男を殺せますよ」
アダム「お前の方が自分の方が強いと思ってるだろ」
シャット「思ってませんよ 」
アダム「ハハッ!そう言ってられるのは今のうちだ!」
アダムがシャットに迫る
だがリアンナは数メートル先にいるチャーリーとヴァギーを狙う
リアンナ「仲間が無様に死ぬところをその目で見てなさい!」
シャット「まッ!」
アダム「どこ見てんだ!?
お前の相手は私だぞ!」
咄嗟に影でアダムを止める
アダム「はぁ!?なんだよこれ!」
本当はセレーネに行かせれば2分の1でダメージを受けれてまだ動けたのに
咄嗟に体が動いてしまった
ヴァギー「ッ…ここは私が…ッ」
チャーリー「ヴァギー!危ない!」
リアンナ「さようなら、堕天使と理想主義者」
そう言ってリアンナの刀は一直線に落ちていく
チャーリー「ッ!ヴァギー!」
ヴァギーが前に出るが間に合わない
ーーーその瞬間
長い影が二人の前に立った
シャット「…ッ…ぐっ…」
2人を守ったのはシャットだった
肩を貫かれた
シャット「はぁッ…痛った…」
ヴァギー「痛ったで済むような怪我じゃないでしょ!」
チャーリー「シャット!」
リアンナ「早いのね 」
シャット「初めてチーターの悪魔で良かったと思いましたよ」
シャットは、肩を押さえたまま小さく息を吐いた。
血が指の隙間から落ちる。
シャット「…最悪…汚れたし穴空いた…この服高いんですよ…」
自嘲するような、弱い声。
チャーリー「……もう戦わなくていいから!!」
震える声で叫ぶ。
チャーリーの目には涙が滲んでいた。
シャットはその目を見ていた
チャーリー「これ以上、誰かが傷つくのは嫌なの……!」
シャットはゆっくりと顔を上げる。
シャット「……私が戦わなければ……誰が戦うんですか?」
チャーリー「……っ!」
チャーリー「みんなで力を合わせれば……!
アダムだって倒せるから……!」
必死に、縋るように言う。
シャットは一瞬、言葉を探すように視線を伏せたあと、かすかに首を振った。
シャット「……すみません」
翼が、軋む音を立てて動く。
シャット「私は……人に合わせるのが、苦手なので……」
大きく翼を広げた瞬間、傷が開き、血が跳ねる。
ヴァギー「ちょっと待ちなさい!!」
ヴァギーが前に出る。
ヴァギー「その怪我で戦ったら危ない!
あんた……最悪、死ぬよ!!」
シャットは、静かにヴァギーを見る。
シャット「……大丈夫です」
ヴァギー「どこが!!」
シャット「……生きていたら……また戻りますから」
チャーリー「……!」
シャットは、二人に背を向ける前に、ゆっくりと振り返った。
シャット「……私を、信じてくれるなら」
左の薬指の指輪が、淡く光る。
シャット「私は……あなたたちに、命をかけられます」
チャーリーの涙が頬を伝って落ちる
シャット「…この気持ちは…あの人が教えてくれましたから
それにあなたは私の推しの娘ですしね」
チャーリー「シャット…」
シャット「……何かあったら」
一度だけ、微笑む。
シャット「アラスターに……全部、任せてくださいね」
次の瞬間、
黒い影と翼が重なり、シャットの姿は空へと消えた。
残されたチャーリーは、唇を噛みしめる。
チャーリー「……っ、シャット……」
ヴァギーは拳を強く握りしめ、空を睨む。
ヴァギー「……生きて戻りなさいよ……」
その頃――
戦場の中心。
アダムとリアンナの前に、
血を引きずりながら降り立つ影。
アダム「……はは……まだ動けるのかよ」
リアンナ「……本当に、愚かな子」
シャットは、ゆっくりと顔を上げる。
シャット「……えぇ」
翼を大きく広げ、血に濡れたまま笑う。
シャット「私たちのラジオに出演してくれてありがとう
それでは
お幸せに」
空気が、歪んだ。
遠くで――
ラジオの周波数が、確実に狂い始めていた。