ミョンサノ 首絞め
死んでは無いです
Twitter用に書いたものなのでちょっと短いです!
ーー
案外細く筋の濃い首を、自分が出せる力を振り絞って握りしめた。女だ金だと言う挙句の果てには俺の事を嘲笑いやがって。
ここじゃ人殺しになろうがなんだろうが、心底どうでもいい。
「ッひゅ、 ぁ…っく、そ、 ぉ…ッ….」
「はは…お前が、お前が悪いんだ…!
俺をバカにするから…」
必死に抵抗しているその指がなんとも弱っこい。笑いが込み上げてきて、自分が自分ではないように。
知能指数の低い奴が株なんかするからこうなるんだよなんて心の端で思ってみたりした。
「おれ、は…っ!おまえ、おま…っひゅ、ぅ」
「なんだ?今更命乞いか…?無様だな」
力を入れている割にこいつの息が続いているし、まだ喋る口がある。顔を真っ赤にして何かを伝えようとしているが。
「おま、えの…っふ、 こと ッ….しんじて、ッぁ…」
「…はぁ?」
俺のことを信じて、金をつぎ込んだ?
…バカすぎて殺す気が冷めてしまった。
こいつまだそんな事を口にするとは思わなかった。組み敷いていた身体をずるりと引き寄せると急に肺を刺激したからかむせ始め、信じられないといった目でこちらを細く見つめてくる。
「ッげほ、っひゅ、かはッ…っ….テメェっ、まじで何しやがんだ…!?」
「お前またその口聞いたらまた同じことしてやるぞ」
さっきまで散々こちらの顔色を疑って死にかけていたくせにパッと態度を変えたのが癪に障った。俺の言葉が嘘では無いとわかったのかまたすぐ黙ったから許してやる。
「…これからもし、また俺を怒らせたり突拍子もねぇことやったら今度こそ殺すからな」
「っ…」
「頭足りなくて言ってる意味もわからないのか?」
「ッやめろ!もう首触んな…!」
俺の手の跡が未だ痛々しく残る喉仏にするりと親指を押し付けるとまた顔をあおざめ体を飛び跳ねさせる。
楽しくなってきてしまったのを感じる…いよいよ俺の方がおかしいかもしれない。
「じゃあもう分かってるな…?二度と俺をバカにするんじゃない」
「….わか、った」
「それでいい」
もう一度首を包むようにさすってやると今度は逃げることも無く怯えながらその指に意識を集中させている。あぁ、….本当にいじめがいがあって、ばかだ。
「お前みたいなのが俺を殺せるだなんて、思うなよ」
撫でる手に力を込めながら、震える耳元で囁いてやった。
コメント
3件
やばい最高すぎるミョンサノは首締めが合うよ🫨🫨🫨 なんか最高すぎてしぬ
あああああああミョンサノはほんと首絞めが似合う………🥹🥹🥹
うあー首絞め最高すぎる!!