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都内某所男子二人のワンルーム

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都内某所男子二人のワンルーム

第6話 - 第6話

317

2024年07月28日

#crnv

#ご本人様には関係ありません

ワヰウ

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ワヰウ

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都内某所男子二人のワンルーム
#6 第6話 / ワヰウ

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青「〜〜♪」

とんとんとん。ことことこと。じゅーじゅーじゅー。

美味しそうな音と共にいい匂いが鼻をくすぐる。

青「〜♪！」

青「おはよう。うるみや」

青「よく寝れた？」

キッチンから聞こえる優しい声。

橙「うん…」

橙「何作っとるん…？」

青「サラダと味噌汁と鮭と…ってまだ眠そうだねｗ」

青「顔洗ってきな？ｗ」

すっからかんのお腹がなっているのを無視して洗面所へ向かった。

橙「美味しそ…」

青「朝ごはん作ったけど食べれる？」

橙「食べる」

青「じゃあ食べよっか」

橙「ごちそうさまでした」

青「ごちそうさまでした！」

橙「食器洗いはうるみやがやる」

橙「まだただの居候やし仕事ないとあかんやろ」

青「じゃあお願いしちゃうね？」

青「そういえば今日母さん来るから」

青「一緒に掃除しようね」

掃除をする箇所なんてどこにあるんだろうか。

なんていちゃもんをつけたくなったが彼のお母さんはダニの一匹も逃さないようなきれい好きなのだからしょうがない。

橙「今日牛乳全部飲んだで」

青「じゃあ買い物もいかなきゃ」

青「昨日お味噌買い忘れてたし」

今日の予定を話しながら食器を洗う。

皿洗いとか子供の頃にやったっきりだけど昨日の今日で結構慣れた気がする。

青「あ、明日バイトあるから日中いないんだった」

橙「ほなうるみやが家のことやっとくわ」

青「ふふっ、ｗ」

橙「どうしたん？」

青「なんか、昨日はあんなにうちに来るの拒んでたくせに明日のこと考えてくれてるんだなって」

橙「俺もバイトする」

青「唐突だねぇｗどうしたの？」

橙「生活費とかしゃるの金使わんでよくなるやん」

橙「そしたら、この居心地の悪さもなくなるかなって」

青「大丈夫だよ」

青「うるみやがここに居てくれるだけで俺は幸せだよ」

なんなのだろう。

昨日といいい、今日といい。

少女漫画の一角のようなセリフを吐く。

なんだか調子を狂わされている感じがする。

青「さ、食器洗い終わったみたいだし掃除始めよっか！」