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『 ほんとの。 』
注意 ↬ ・ 虐め , 虐待 , 鬱や病み等の表現
ㅤㅤㅤㅤ ・ 薔薇 (kgfw)
ㅤㅤㅤㅤ ・ 教師と生徒パロ
小説初心者!語彙力不足!長編作品!不定期投稿!
以上を理解した上でご覧下さい ˊᵕˋ
ご本人様には一切関係無し。 目の届かない所でひっそりとたのしめ ˊᵕˋ
加賀美せんせーと2人きりの、いつものカウンセリングルームでベッドに寝転んで適当に話す。 会話が途切れた頃、加賀美せんせーが言った。
「あの。」
「んー? どしたん。」
「カウンセリングルームは私とのお喋り部屋じゃないのですが…。」
嗚呼、そんな事か。
「別にえーやん、家帰っても…ぁー……」
「? どうかしましたか?」
親に殴られる、だなんて。言ったら引かれてしまう。 臆病者故、そんな事言えるはずもなく。言い訳を考える。
「……何も、することないし。暇なんよね、にゃは。」
「…そう、ですか…。」
「なんよ、その反応。微妙な反応しちゃってさぁ〜。」
「微妙って…そんなつもり無かったのですが。」
「んー…そっかぁ。ならいーや。」
他愛の無い会話を続けていたら、ピコン、と連絡通知の音が鳴る。母さんからだ。
内容を見ると、「今日帰らないから適当に飯食っといて」だそうで。家に帰ってこないのは俺にとっては好都合で。嬉しさが込み上げてくる。
「……っしゃ、」
「不破さん、そんなに嬉しがって。何かいい事でも?」
「それがな…今日、俺の親帰ってこないんやって。嬉しいわ。」
「ゲームも出来るし、好きな様に料理作れるし…それに夜更かし出来るし…んふ、考えただけでも楽しいわ。」
「ふふ、そうですか。でも、あまり健康に良くないことは継続しないことですよ、不破さん。」
「うぁ、めっちゃ真面目や。」
本当、嬉しい。それ程かとも思われるだろうか、殴られずに済むと言う嬉しさ。苦痛なんか感じなくて良い。嬉しい。
そんな事を考えながら、ふと携帯の時計に目を向ける。 もう18時半らしい。流石に帰らないとな、と思いベッドから起き上がる。
「…んじゃ、もうこんな時間やし帰るわ。じゃーね、加賀美せんせ。」
「はい、気を付けて。」
「んぃーす。」
下校中、色んな人達とすれ違う。人が多いとこは嫌いだ、さっさとこんなところ抜けてしまおう。と思った矢先、人に話しかけられた。
「不破くん。」
振り返ると、後ろにはもちさんが。 何だ、貴方なら最初に言ってくれ。とも思ったが、会えたことが嬉しい。
「ぁ、え。もちさん。部活帰りすか。」
「うん、そう。…帰んないとで。」
「んはは。その反応、見るからにいやそーっすね。何、何で嫌なの?」
「あ、嫌なの分かっちゃったんだ。」
それはそうだろう、あからさまに嫌な顔をしていたのだから。本当、顔に出やすい人だ。
「……まぁ、色々とね。」
「あー…そーいう感じすか、はは。すんません。」
「いえ、僕の方こそ。あからさまに嫌そうな顔をしてしまい。 ……それじゃあ、また。不破くん。」
「ん、じゃーねもちさん。」
切り所がわかんねーよぉぉ ߹ ߹
︎とにかく💕と💬くれぇぇ ><