テラーノベル
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#フィクション
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日本愛され要素無し嫌われ要素無し
語彙力皆無作品
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ねぇちょっと、聞いてます?
おーい
貴方、そこの貴方!そう!貴方です!
ーいきなりですが自己紹介をしますね!!!
私、国の化身の日本です!年齢は君達の好きな年齢で考えてみて下さいね。
君達には私が体験したことを聞いてもらいますね。
うーん…今日あったこと………あ!
そういえば今日は、口裂け女を見たんですよ!
信じてもらえるかは分かりませんが…………、怖かったのでしっかり聞いてもらえると嬉しいです🫠
どんな見た目だったか、ですか?
そうですね、笑 当たり前に赤いワンピースを着ていますよ。
ワイン色とか、朱色とかじゃなくて、真っ赤なんです。
簡単に例えると、傷ついて間もない傷口のような色です。
背は私よりも5㌢ぐらい高くて、170㌢あたりですかね。その時は「怖い」よりも「背が高くて羨ましい」くらいにしか思ってなかったんです。
その後ですね、「私…綺麗?」と聞いてきたのは。
え?なんて言い返したのかが気になるんですか?
そりゃあ「綺麗ですね」って返しましたよ。相手は女性ですもん。失言は印象を壊す原因の1つになるので。お世辞だとしても本心でも「可愛い」と言っておかないと殴られますよ…。
口裂け女の顔を知りたいんですか?
なんて言うんでしょうか……名前の通りざっくり口が裂けていましたね。痛々しい傷口で…可哀想でした。
スパッと切れた傷ではないんです。
まるで…震える手でノコギリを持ち、ガタガタと切っていったような。
それぐらい歪で言葉も出ない見た目でしたね。
目元は切れ長で、眼鏡をしていれば「クール女子」の部類だったと思います。
私自身「美」についてはあまり詳しくありませんけどね。
手足は骨が浮き出ていて、強く握ったら折れてしまうような細さでした。
人間だった時にご飯を食べさせてもらっていなかったのでしょうか、可哀想に。
次は逃げた時の話を聞きたいんですね。そう来ると思っていましたよ。
とにかくあの時は必死でした。怖くて怖くて……。
だって、刀で攻撃しても、銃で脳天を撃ち抜いても、死なない怪異なんですよ?
「不死」というだけで怖さが増す設定、辞めてほしいものです。
えーと、なんでしたっけ、あ!
確か初めは、べっこう飴を投げつけたんですよ!
べっこう飴って言ってものど飴を3つくらい投げつけただけですけどね。
のど飴だったからかすぐに食べきってしまって、またRTAが始まりましたよ。こっちは疲れてるって言うのに。
その後どうなったか、って聞きたいんですよね。分かりますよ。
のど飴を投げつけた後は空き家に逃げ込みました。
不法侵入ってのは分かっていますよ?ですけどあの時は緊急事態だったので。仕方ないです。
トイレに入った後はひたすら対処法を検索しました。
「口裂け女 対処法」「口裂け女 逃げる方法」こんなものを沢山検索しました。
1番信用できたのは「高い建物に逃げる」と「100円を投げつける」の2つだったんですけど、どちらもすぐには用意できそうになかったので諦めました。
「もう死んだ」とか思いながら対処法を調べていたら、最後の最後に確証のあるものがヒットしたんです!
えーと、確か「ポマードを3回唱える」だったはずです。
正直、唱える時はめちゃくちゃ恥ずかしかったです。
ですけどカマを持った口の裂けてる女が追いかけてきている状況で、唱えないわけにもいかないので頑張りましたよ…褒めて下さい。
口裂け女がどうなったかを知りたいんですね。
ストレートに言うと、口裂け女は消えましたよ。
す〜ッと消えるわけでも、フワッと消えるわけでもなく、「パッ」と消えたんです。
次の瞬間には居なくなってる感じでした。
不思議な感覚でしたよ。
だって、さっき目の前にいたものが次の瞬間には消えてるんですよ?
ものすごく気味が悪かったです。
なんでこんなに冷静かを聞きたいんですか?
さぁ、なんででしょうね。
私が「国」だからでしょうか。
ちょっとした事で死なないとなると、恐怖心も軽減できますよ。
いろいろな経験をしていれば、怖いものもなくなってきます。
同時に警戒心もなくなってくるので、そこら辺は注意しましょう。
ーー次は何を話しましょうか。
そうだ!!「くねくね」とかどうですか?
話としては面白くはないと思いますが………皆さんなら、聞いてくれますよね?
皆さんと、話すの楽しみにしていますよ。
また次回、会いましょう。
それでは。
主から一言
このノベルは「都市伝説×SCP」系にしようと思います。
祖国様がだんだん壊れていく……というか祖国様がだんだん本性を見せてくる話にするので投稿頻度はガタ落ちします………、
主が生きてる限り続くノベルだと思うので気長に待ってて下さいね🫵
コメント
4件
祖国様、メンタルつっよ、、口裂け女に可哀想、、ってまぁ確かに思うけど怖さが勝つくね、、?
ちょっと誤字ったかもしれん
第2話、読ませていただきました! 「口裂け女」の話なのに、日本さんの軽妙な語り口が逆に不気味さを引き立てていて面白いですね。赤いワンピースの色を「傷ついて間もない傷口のよう」と表現する描写、ぞっとしました。のど飴を投げつける場面では思わず笑ってしまいましたが、ポマードを唱える時の恥ずかしそうな様子も可愛らしくて…。国の化身でありながら人間くさい視点が魅力的です。次は「くねくね」のお話、楽しみにしていますね🌷