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『』←主人公(夢主)
「」←その他
()←心の声
『ん…… 』
いつもの見慣れた天井だ。
〈夢だったんだ〉そう思えた一瞬が幸せだった。
「あ、起きたんだ おはよう」
世界一嫌いな声だがベットの横で聞こえた。
『何で…あんたが…… 』
何であんたが私の家にいるの?
そう聞こうとしたところを遮られた。
「朝はパンがいい?それともご飯?」
何でそんな事聞かれなきゃいけないのか。
でも、お腹は空いてるし…
『パン…』
蚊の鳴くような声で答えた。
トーストにジャム コーンスープにサラダ
スムージーまでもある。
「デザートに果物もあるよ」
(聞いてないし)
なんて心の中で思っているうちに南雲のパンが焼けた音がした。
「いただきまーす」
トーストにジャムを塗ったパンを口に入れる彼。
何故か、とても幼く見えた。
「あれ 食べないの? 」
「○○の好きないちごのジャムなのに」
好みまで知られている。
流石 5年も付き合っただけある。
『食べる』
(美味しい)
そうだ、南雲は料理が得意だった。
「美味しい?」
『…まぁまぁ…』
「よかったニコ」
…顔が嫌いだった訳でもない。
でも私には扱えなかった。
一通り食べたところで彼は口を開いた。
「何で僕がいるか、気になるでしょ」
『…まぁ』
「警戒しすぎだよ〜 」
『当たり前じゃん、』
逆にどう接すればいいのか分からない。
「また会いたくなったんだ〜○○に 」
『…何で今更』
「ん〜それは僕にもわかんないなー」
『でも 私は会いたいと思ってない』
包み隠さず全てを口に出した。
「…○○は俺の事嫌い?」
『嫌いじゃ…無いけど…、』
どうしてそんなことを聞いてくるのか私には理解が出来なかった。
「僕さー最近何をやっても楽しくないんだ」
『だから?』
「また○○と付き合ってた頃みたいに戻りたい」
『…本音?』
「うん」
心のどこがに〈よりを戻したい〉と思っていたのだろう。
『南雲は 私とよりを戻したいの?』
「そうって言ったら?」
『…不思議に思う』
『こうやって南雲によりを戻したいって言われるのも…』
「……」
『それで戻したいと思ってる自分にも』
「…ぇ」
この回答であってた…よね笑
『プッ すごい間抜け面』
「今、」
『しょうがないな より、戻してあげる』
「、!」
『その代わり!家事は南雲がやってね』
「…そうだった」
「○○ったら片付けもしないし 料理も下手だったね」
『はい もう終わりです。今までありがとうございましたー』
「ははっ冗談だよ」
「…大好き…。 」
『ぇ、、 』
今、………
「さっ、お皿洗うから重ねて〜」
『…はーい笑』
耳赤いのバレてるから。笑
🤍_𝙚𝙣𝙙_🐈⬛
ハッピーエンドです!
多分南雲は本気の好きとかは滅多に言わないけどたまに言う本気の好きがとてつもなく可愛いんだと思います。