ーー千冬「…ただいま…。」
ーー千冬「ビクッ、」
ーー千冬母「千冬ー?」
呼ばれた恐怖で、もう何をされるかわかっていた。
俺は唾を飲み込む。
ーー千冬「…はい、」(ゴクッ、)
キッチンの方に行くとフラフラと立ち、
割れたガラス瓶の破片を俺の首に向ける
ーー千冬「ひっ、、」(ゾワッ、)
ーー千冬母「薬買ってきて??」
ーー千冬「…でも、もうこれ以上は…」
ーー千冬母「あ”ぁ”っ!?」
ーー千冬「っ、ほんとに、無理だって、」(ビクビクッ)
もう、金がない、、。
食費とか、水道代、電気代、学費も、全部精一杯だった。
生活が大変だった。
ーー千冬母「買ってこいっつってんだよ!!」
ーー千冬「…、もう、お金が…」(怯)
ーー千冬母「アンタが学校無くせば?」
ーー千冬「え、、」
ーー千冬母「いいからさっさと買ってこいよ!!」
ーー千冬「あ”ぁ”っ”!!泣」
ーー千冬「っ、フーッ、う”、ぁ”ぁ”っ”、!泣」
ーー千冬「っ、、買って来ます…泣」
━━━━━━━━━━━━━━━
ーー売人「おっ、今日もかい?」
ーー千冬「はい、、」
ーー売人「母ちゃんのためにか?」
ーー千冬「…はい。」
ーー売人「そうか。」
ーー売人「1ヶ月分、10万ね。」
ーー千冬「はい。」
10万を渡す。
ーー千冬「ありがとうございます、」
━━━━━━━━━━━━━━━
ーー千冬「……、」
ーー千冬母「あ!ありがと〜w」
ーー千冬「もう、、これで最後にして、」
ーー千冬「お願いします、、…泣」
ーー千冬母「は?何ぃ??」
ーー千冬「っ、、なんでも、ない、です、泣」
まただ、、また来た、、
ーー近所のババァ「大丈夫?千冬くん、」
ーー千冬「はい、」
ーー近所のババァ「やっぱり、、」
ーー千冬「平気です、、」
ーー近所のババァ「本当に、?」
ーー千冬「…、大丈夫ですから、」
ーー近所のババァ「…、警察に、電話したわ、」
ーー千冬「え、」
ーー千冬「なんで、!」
ーー近所のババァ「もうアナタ限界でしょ!?」
ーー近所のババァ「このままじゃ貴方が死ぬわよ!?」
ーー近所のババァ「いつもいつも騒いで、!叫んで!!こっちも迷惑なのよ!!」
ーー千冬「っ、、ごめんなさい、、」
ーー近所のババァ「いいのよ、アナタは悪くないのだから。」
━━━━━━━━━━━━━━━
ーー千冬「母ちゃん、、警察が、、来る、、」
ーー千冬母「は?アンタがやったの?」
ーー千冬「違う、近所の人が…」
ーー千冬母「ふざけんな!!」
ーー千冬「っ、ごめんなさいっ、泣」(怯)
ーー千冬母「逃げるわよ。」
ーー千冬「え、、また、?」
ーー千冬母「あ?」
ーー千冬「わかりました、、」
━━━━━━━━━━━━━━━
これが、みんなに俺の母ちゃんが薬物をやっていることをバレたきっかけ。
コメント
11件
それでも母親か!? 千冬ちゃん可哀想………(´;ω;`)
めっちゃ千冬可哀想
近所のババア、、お前、、、警察に連絡したこと言うなよ、、