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君の味は_♡

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君の味は_♡

1 - 君の味は_♡

♥

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2023年09月03日

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「……」

「フォークになったんだから、食べれるよね♡」

にっこにこの顔でマ◯クのサラダを出してくるないくん。くそっ、かわいいなっ……!

……じゃなくて。

「りうら、絶ッッッッ対に食べないよ?」

「いや、味しないんだから、ほれほれ〜」

りうらが後天性のフォークになった、ということを理由に野菜を食べさせようとしてくるないくん。

今もレタスを突っ込もうと口にグイグイ押し付けてくる。

その手を掴み、押し返すと

「もう、しょうがないなぁ〜、りうらは♡」

そう言い、サラダを口にした。

あ、これは……っ

と、察した頃には遅く、唇を塞がれていた。

「ん……っ♡ちゅ、……ん、ぅ……♡」

ないくんの控えめな喘ぎ声と共に、口内に舌と野菜が侵入してくる。

甘い味と無駄にシャキシャキとした食感。

ん……?甘い味……?

味なんかしないはず……、

なんて思考が過るが、その味があまりにも甘美で、脳がその味を求めもっともっと、と舌を絡ませにいく。

「ん、……っ、おいし、♡ん、は……ッ♡」

ごくん、と喉を鳴らし、口を離せばないくんの口の端から唾液が垂れた。

それすらも美味しそうで、ぺろっと舐め取れば甘い味が口いっぱいに広がる。

「っ、ないくんケーキ……?♡」

「せーかい……っ♡」

優艶に笑うないくん。

ないくんがケーキだと分かった瞬間、ないくんの全てが美味しそうに見えて、

「ね、もっかいキスしていいッ?♡」

と訊けば瞳を期待の色に染めるないくん。

「俺のことたくさん味わってね……っ♡」

ないくんとのキスは今までで一番幸せな味がした。




※ドラ◯もんと同じ誕生日なんです。覚えやすいねっ((

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