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※この話はフィクションです。
奇病の設定もアレンジしています。
星海と話すようになってから『楽しい』や『嬉しい』って感情が分かるようになってきた。
前までは『痛い』とか『苦しい』とかしか分からなかったから、今私は『幸せ』って奴なんだと思う。
私がいても良かったと思える。
その事が1番幸せだ。
「ねぇ、先輩聞いてますか?」
「んぇ?」
「やっぱり聞いてない!!てか何か考え事でもしてた?」
「ううん、大丈夫大したことないし」
そい私は言って笑おうとした、でもやっぱり笑えない。いつからだろう私が笑えなくなったのは……まぁもうそんな事はどうでもいい。
「そう言えば体育祭先輩出るんですか?」
あっ、そうだ。体育祭があるとか担任言ってたな。
「私は出ないよ。だって私運動できないもん……。」
「なら良かった!ねぇ先輩体育祭の日遊園地でも行きません?」
「え?」
別にいいけどなぜ私なんだろう……星海は色んな子と仲良くしてるし私じゃなくても。
ん……まぁいっか。
「まぁ良いけどなんで私?」
「先輩と仲良くなりたいから…かな?」
そう言うと照れながら笑った。
その笑顔を見た時心が『キュッ』てなったような気がした。心が暖かくなっていく。
星海といると不思議なことがいっぱいだな……。
そんな事を思いながら私は体育祭の日遊園地に行く事を約束した。
それけら色んな話をして過ごしていると休み時間の終わりを知らせるチャイムがなった。
《キーンコーンカーンコーン》
「先輩もうチャイム鳴っちゃいましたし私は帰りますね、」
「うん。」
そう言うと星海は私の耳元に近ずいてきた、何をしてるんだろうと思っていた時
「デート楽しみにしてますね♡」
「!?/////」
そう言い残して帰ってしまった。私は星海に言われた事が恥ずかしくてその場から動けなくなってしまった。
「デートかぁ……楽しみだなぁ。」
心の底から楽しみと思えた……やっぱり私は星海似会ってから変わってきてる。
少しづつ変わっていこう。
その日家では毎日のように殴られて蹴られて罵倒されて、久しぶりに辛いと思った。
いつもはまたやってるとしか思わなかったのに。
殴られ終わってから自分の部屋に戻ったらまずはペン立てからカッターを出す。そして行き良いよく手首を切るのだ。血管は切れないように下の方を切る、毎回出てくる血は真っ赤な宝石になる。なぜ切るのか分からないがこれが『楽しい』と思ってしまう。
そのせいで私の手首はボロボロだ。
自分でも悪いと思っている、でも辞められないんだ。
きっとこの汚い血のせいだ。
この腕は星海には見せられないもう、嫌われたくない。
そう思いながらも私は腕を切り続けた。
✂――――――キリトリ――――――✂
ここまで読んでくれてありがとうございます!!
ここでは『宝石病』と『死性愛』について説明しようと思います!!
ストーリーではちゃんと説明出来てないのでここでは おまけ 的な感じでしたいと思います。
『宝石病』
宝石病は病状が2つあり
1つ目は 《愛華羽はこの症状です》
自傷行為行うと血液が宝石になって出てくる。死にたいと強く願うほど真っ赤で綺麗な宝石ができる。でも自分以外の人に傷付けられると傷から出た宝石は血液に戻る。
2つ目は
自分が死んだ時に血と肉が水となりサラサラ溶けだす。心臓だけ真っ赤な宝石になる。
2つの病状出てくる宝石は高価で取引されるため誘拐事件に発展することも多々ある。
治療法は まだ無い、
『死性愛』
自傷行為を幸せと感じてしまう。
やがて自分の存在すら忘れてしまう。
治療法は 無い
次は星海の奇病を説明しようと思います!!
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