トリオン兵使いの目指すもの
『ーー!』
「っ、ーー!」
パチ
、、、またあの夢。
唯一関係者じゃないのに“俺”の名前を呼べる人。
やっと、やっと忘れられると思ったのに。
忘れかけた時に夢に出る。
まるで忘れちゃダメだって言うみたいに。
『、、、はぁ、もう寝れそうにないな』
まだ深夜の3時だけど眠気が全くこない。
薬もあんま頻繁に使うなって医者に言われてるし。
〈あまり寝ないのは良くないよ〜〉
〈体に悪いよ!〉
ありゃりゃ、怒られちゃった。
『、、、今日の予定は?』
〈10時から会議に模擬戦があって終わるのは19時!〉
あと7時間もあるのか。
〈今日は珍しく早く終わるよ〜〉
『そっか』
じゃあ今日はいつもより早く寝よ。
『リズ、イズ。9時に寝てたら起こして』
〈形だけでも寝るのはいいこと〜。いい感じの曲流しとくね〜〉
〈寝やすいアロマ焚いとくからちゃんと休んでね!〉
『ん』
2人はほんと面倒見がいいなぁ。
、、、もう8時半か。
いつの間に意識を失ってた。
、、、起きるか。
ムクッ
〈おはよ〜朝ごはん食べる〜?〉
『おはよ、リゾットなら食べれる』
〈OK!〉
コト
『いただきます』
モグモグ
『ごちそうさまでした』
会議まで時間あるし体を動かしてようかな。
〈もうすぐ10時だよ〜〉
〈準備できたか?〉
『うん、行こうか』
「こうした方が〜」
「でもそうしたら〜」
『、、、ならいっそこうしちゃえばいいんじゃないですか?』
「なるほど、そうすればこの問題は解決する!」
「後は個々の問題だが、、、」
「それはここをなくせば解決します」
『それにこれを付け足せばもっといいと思いますよ』
「それじゃあこの案で決まりだな」
『もう少し力抜いて。それだと力みすぎ』
「はい!」
『フェイントを交えながらやった方がいいよ』
「了解!」
『ふぅー』
〈騎士達もどんどん強くなっていくね!〉
〈訓練の合間に何か考え事してたみたいだけどどうしたの〜?〉
『、、、リズ、イズ。私ね、そろそろこの国を出ようかなって考えてるの。もうここの騎士達はある程度強くなってるし政治も安定してきてるし』
〈僕らも賛成〜〉
〈玄界っていう星に行くのもいいな!〉
『、、、玄界?』
確か結構有名な国だったような。
〈聞いたことある〜。トリオン以外の力で栄えてるんだって〜〉
〈多分地球のことだと思うぞ!〉
『そっか、じゃあそこ目指そうか』
きっとあの子達もいるだろうし。
〈いつ出る〜?〉
『明後日かな。明日はみんなに説明するから』
〈みんな絶対悲しむだろうな!〉
『、、、この国には加護さずけとこっかな』
下手に他の国が手を出せないように。
〈どんな形にするんだ?〉
力を授けるでもいいと思うんだけど様子がわからないのは怖いな。
『、、、私が作った子を置いとくよ。No.18がいいかな』
〈No.18は仲間思いだからきっと馴染むよ〜〉
『そっか』
パキパキ
『No.18。この国をよろしくね』
〈主の御心のままに〉
相変わらず堅いなぁ。
『あ、それと定期的に連絡するからその時に報告お願いね』
〈了解した〉
『それじゃもう20時だし寝よ』
今日は早く寝るつもりだったし。
〈おやすみ〜〉〈おやすみ!〉〈おやすみなさい〉
『ん、おやすみ』
???
玄界の民と接触したことがある模様。トリオン兵使い。
リズナ
リズは愛称。のんびりしてる。
ライズ
イズは愛称。いつも元気。
No.18
主大好き。仲間も大切。






