テラーノベル
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旅行から無事帰還。
事務所準備完了。
ようやくゆっくりできるべ…
……え!?次は1期生募集だってぇ!?!?(しれっと宣伝)
ー17話ー君はどっち派?
tm「…」
pk「チラ……」
ともさんはまっすぐ俺を見つめ返す
ぴくとさんはともさんをチラリと見て、指示を仰いでいる
ともさんのまっすぐな視線は、目を逸らしたくなるほど真剣だった
……でも、逸らしたら絶対に、絶対にダメだ
そう感じて、こちらも負けじと見つめ返す。
tm「……もう、隠すべきではないよね。」
諦めたように、でもどこか安心したように微笑んで、ともさん達は話し始める
tm「結論から言うとね、らっだぁはnqrseさんとね、仲違いしたんだよ。」
pk「…ただの喧嘩じゃなくて、世界を巻き込む喧嘩ですけどね。」
pn「喧嘩……なにが原因なんですか?」
tm「らっでぃがね、情報を流したんだよね。」
pk「自分が建築者張本人だと、ね……」
pn「…ほう……でも誰に情報を渡したんです…?」
tm「w……ほら、後ろに居る人だよ」
俺は慌てて振り返る
gt「……断ったけどね、ダメだった」
pn「ぐち…ぃつ、、」
gt「ごめんね、俺が全部悪い……」
tm「……コホンッ!」
重たくなった空気を取っ払うように、ともさんはわざとらしく咳払いをする
tm「ぐっちは悪くなんかないよ、らっだぁにお願いされただけだもん。」
tm「…それに、正直あのまま隠蔽してたら、この物語は終わってた。」
pk「まぁ…そういう感じで、今nqrseさんとらっだぁさんはギスギスしてるってことです。」
tm「それで捻れに捻れて派閥も出来てきちゃってるけどね〜」
しばらくの沈黙の後、ぐちーつが口を開く
gt「……初耳なんだが…」
pn「……ぐ、ぐちーつも…?」
tm「あ〜…」
pk「あー…」
tm「……今ね、ヒーローの中でらっだぁ派とnqrse派に別れてるの。」
pk「今分かってるのは、らっだぁ運営はらっだぁ派閥、ワイテルズはnqrse派閥…くらいですかね」
pn「ぇ…ワイテルズ…」
gt「……運営、、」
pn「!……ともさんとぴくとさんは…!?」
gt「ッ……どっち、なんすか」
pk「…」
ぴくとさんは目を伏せる
ともさんはニッコリと、
感情が読めない笑みを浮かべる
tm「君は__」
tm「君は、どっち派?」
ともさんはまっすぐと俺を見つめてそう言って、
どこからかアイスを取り出す
左手にはソーダ味のアイス、
右手にはストロベリー味のアイスを持っている
暑い夏の空気に晒されて、
今にも溶けて消えてしまいそうだ。
その様はまるで、早く決断を下せ、
と催促しているようだった
pn「俺……は、」
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
我はソーダ味でもストロベリー味でもなくチョコレート味が好き(?)
コメント
8件
分かる…チョコレートが1番美味しい… 一期生募集…だって!?あの人入ってくるんすか… この物語すごいすこ。
……進んでるか? 結局我が書く流れやん!いいぞ?我は何度だってお前に返してやらァ!