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人は絶対に幸せになれるなんて
誰が決めたのだろうか
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黄)千秋~!起きろ~!
千)黄汰…うるさい…
黄)はーい、残念でしたぁ~!もう講義始まるから起きなきゃなんです~!
千)うるっさ…
黄)ほら、講堂行くぞ
千)…ん
俺は、このクソ下らない日常が好きだった
コイツらとバカやって過ごす日常が。
でも、幸せなんてすぐに壊れた。
黄)ほらもー、早く立って!
千)分かってる…けど、なんか気持ち悪いから俺トイレいってから行くね
黄)えー!大丈夫?一応先生に遅れるかもって言っとくな。 無理すんなよ!
千)分かった。ありがとう
そう言って俺はアイツと別れた
➰➰➰➰➰➰➰➰➰➰
千)きもちわるっ…
そう言いながら個室に入って吐こうとすると、
俺は突然白い花を吐いた。
千)…は?なんだこれ…
困惑しながらも吐くのを止められない
千)う゛ぉえ゛…ゴホッ、ぇ、おぇ…ゴホッ、ゴホッ
俺が初めて吐いたのは白い小さい花だった。
吐き気が収まると俺はすぐにその花を調べた。
リナリア、という花だった。
花言葉は、
千)「この恋に気付いて」…
俺が誰に恋してるって言うんだよ…
俺は静かに泣いた。