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新連載オッドアイパロ prologue
ネタバレ要素あり(小説戦いの前僕らは)
俺には唯一コンプレックスがある。それは『オッドアイ』だ。一見オッドアイかぁ羨ましい。と感じる人も居るだろう。けれどこのオッドアイで生きるのもなかなか難しい。同じ学校の子には気持ち悪い、近寄るな。など近所の子にもそう言われる。けどコンプレックスと言ってもこの瞳は好きだ。
子:「よっちゃんの目気持ち悪〜い。」
大:「近寄らないで。」
綺麗なんだ。みんなはこの良さを知らない。俺はサッカーが好きだ。大好き。子供の頃から続けてきた。
伊:「サッカーだけは小さい頃からずっと上手だったもんねぇ。」
そして思った。俺が世界一のストライカーになればなると同時にオッドアイの良さも知ってもらえるのではないかと。そのためいつも頑張った。努力した。この目ではチームから外されてしまうのでカラーコンタクト通称カラコンをしていた。正直カラコンはキライだ。状況把握がしずらいから、眼を使いづらいからそうして全国まであと一歩その時仲間がゴールを外し点を入れられ、全国に届かなかった。”俺の夢は終わった”そう思った。
伊:「よっちゃん宛にお手紙来てたわよ?」
潔:「え?」
お母さんにそう言われ、‘手紙’の内容を確認してた。そこには
強化指定選手に選出されました。
デカデカと書いてあった文字。その詳細を読んでみる。日本フットボール連合…ブルーロック?なんだろう。けどここはきっといいところだと思う。だから行ってみたい。これを糧に世界一のストライカーに…なれるかもしれない…行くしかない‼︎
そこはとても大きな建物で、前回負かされた相手までも召集されているよう。ワクワクがたまらない。それよりも______
私の夢は日本をW杯で優勝させること。そのためのブルーロック。選手育成プロジェクト。まず才能のある、希望のある18歳以下のストライカーを300人。結構大変だった。絵心さんには逆らえない。この人が監督なんだから。それよりズバ抜けた技術を持つストライカーは沢山山ほどいた。その中でもズバ抜けているのが『オッドアイ』の子達が多かった。それに不思議でみんな片目に”青”が入っている。こんな偶然あるのかというほど。招集し実際に見るとオッドアイは綺麗なもの。けど少しこれは…という子がいた。たしかにズバ抜けて上手いのは事実だけれどここで求められるものはそう{エゴ}この子にはそれが足りない。チームのために動いている。最初はないと思ったけれど絵心さんは招集決定してしまった。なぜだろう。その子にボディスーツなどを渡すとき、映像からは感じられない何かを感じた。それはなんだか分からない。
絵:「オッドアイなんじゃない?」
ア:「え?」
絵:「映像では感じられない何かを感じたんでしょ?カラコンしてたら映像じゃ大体分からないからオッドアイなんじゃないの?それか…いやアンリちゃんには分からないか。」
ア:「なッ何ですかそれ!」
絵:「そのまんまの意味。はい出てって出てって。」
ア:「ちょッ。」
面白い逸材を見つけた。コイツはまるでエゴを封印したかのような。この一難高校とやらは「ワンフォーオール・オールフォーワン」みんなは1人のために。みんなは1人のために。ためいきが出るほどくっだらない。そんなんだから潔世一がダメになったのだろう。でもそのおかげで、育てがいが出そうだ。アンリちゃんが相談に来た。その潔世一から映像では感じられない何かを感じたと。俺はテキトーにオッドアイなんじゃない?そう答えた。実際一理あるから。でもそれよりソイツの奥底眠っているエゴが感じられたのではないかと考えた。でもそんな爆大なエゴを持っている人間は見たことのない。それか潔世一の武器にもよるかもな。
prologue.終
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