なんで逃げたんだろう、、怖かったから?
勇気が出なかったから??
俺じゃ無理だって思ったから??
あぁ、、違う、、俺は微かに千冬に怒りをかっていた。
イラついてたんだ。
あの千冬を見て、俺まで精神不安定になって、怖くなった。
千冬の方が辛い思いしてるのになんでそんなこと言うんだ?って、、、
でも、、イラつくんだよ、見てて凄いイラつくんだ。
ビクビクしてて、すぐにごめんなさいって謝って、すぐに泣いて、震えて、怯えて!!!
………見ててイラつくんだよ。
いつもの、、あの無邪気な千冬が大好きだった、
それなのに今では、、人間不信、、
あは、、あはっ、、馬鹿らしい。
所詮アイツは自分のことしか考えてないんだよ。
ピンチになった時だけ俺に助けを求めてさ、
バカみたい。
こんな弱い俺に助けたところで何になる??
こうなることは予想出来てたはずだろ??
俺はお前の相棒じゃないんだ。もう相棒じゃないよ。
今でも千冬の叫び声が聞こえる。
あー、、笑
うるさ、、笑
でもいーじゃん。昔言ってたじゃん?
俺のこと愛してくれる人ならなんでもいい!って笑ってたじゃん。
千冬愛されてるよ??それ、笑
この言葉に俺はハッとなった、
なんだよ、?今の、、、俺がこれ全部思ってたこと??
違う!!そんなこと思ってない!!
なんで急にこんなことになってんだ??
なんで俺は助けに行かなかった!?
なんで俺はッッ…!!
大丈夫だよ!!千冬!!すぐ助けるから!!
なんで俺が助けなくちゃダメなの??
は??な、え、?
相棒でもない俺に、何を求めんの??
相棒…じゃない、?
俺を利用したかっただけだろ??
なんだよ、?これ、、なんなんだよ!!!
アイツのせいでみんなが不安定になった。
アイツのせいで幸せじゃなくなった。
全部あいつのせいだ。
何言ってんだ、、やめろ、、
アイツのことなんてどーでもいい。
俺が守りたいのはひなだけ。
それ以外はどーでもいいんだよ。
そんなわけねぇだろ!?!?
マイキーくんも、ドラケンくんも、、千冬も!!
みんな俺の守りたいものなんだよ!!
それって本当??
最初はそうだったじゃないか。
他人は他人なんだよ。あいつは相棒じゃない
うるせぇんだよ!!!俺は、俺は!!!!花垣武道は
松野千冬の
ーー千冬「…、、泣」
目が覚めると、俺の部屋で、場地さんが俺に近づいてくるところだった。
ーー千冬「ひっっ、泣」
ーー場地「さ、千冬♡帰んぞ♡」
ーー千冬「や、、やだ、、泣」
ーー場地「………俺の意見を否定すんの??」
「俺を拒否すんの??」
「あー、、マジでうぜぇな。お前。だるいよ。」
そういいの腕を強引に引っ張り、痛い痛いと泣く俺のことは無視をして、玄関の方へと向かった。
ドアを開け、上の階へ登らせられる時、動きが止まった。
ーー武道「手、、話せよ、!!」
相棒が俺の手を握ってくれた。
ーー千冬「ぅっ、、あい、ぼ、、泣」
嬉しかった。あのまま帰るのかと思ってた。
ーー場地「…あ??」
ーー武道「手さっさと話せよ!!馬鹿野郎!!」
ーー場地「………テメェ、殺すぞ。」
ーー武道「それで千冬を守れるなら、」
場地さんは俺を壁に投げて、たけみちの方へ向かった。
ーー千冬「う゛っっ、! はっ、!場地さん、!泣」
止めようとした時には遅かった。
武道の首をつかみ、外に半分出ている状態。
ーー千冬「やめ、!場地さん!!!ダメです!!泣」
「やめてください!!場地さん!!泣」
後ろに下げようとしても出来なかった。
俺は無力だ、、どうしたらいい、?
ーー武道「ちふ、、ぐっ、、逃げっ、、」
そんなこと出来るわけない。相棒を放ってなんて、
俺にはできない。
ーー千冬「っ、、泣」
だとしても、場地さんを殴ることは出来なかった、
どうしよう、どうしよう、?どうしよう、?
なんかあったらこのボタン押せ。
ーー千冬「!!泣」
俺はポケットからボタンを探り、感覚だけで見つけ出し、そのボタンを押した。
ーー千冬「…もう、!終わりにしましょう、!泣」
「場地さん、!泣」
ーー場地「あ?何言ってんだ?」
場地さんはたけみっちの手を離し、こちらを振り向いた。
ーー武道「ゴホッゴホッ、、ぅっ、ゴホッゴホッ、、泣」
ーー千冬「もう全部おしまいに、!泣」
ーー場地「俺から逃げられるとでも??」
「その機械みたいなので何をしたのかは分からねぇが、何かを呼んだってことは分かる。」
「だからどーした??」
「そんなもので俺から逃げられるとでも??」
ーー千冬「ぇ、、泣」
場地さんはまたも俺の手を無理やり引き、自分の家へと強引に連れ込んだ。
ーー千冬「っ、、タケミっち、!泣」
ーー武道「ちふ、!」
ーー千冬「…ありがと、!嬉しかった!!泣笑」
……春千夜くん、、信じてます、、
コメント
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たけみち!!!お前最高!!!!