親
「無人、、実は引っ越そうと思っているの…」
無陀野
「…なぜ?」
親
「その村にはね、いい人たちでいっぱいなの、、ここよりもっといい環境なの…だから、ね?神様も居るみたいだし。母さんもう限界なの泣」
無陀野
「好きにしろ…」
母親がこうなったのは…いつからだったか、、
父親が事故で命を落としてからずっとああだ…
神様がどうだと言って。周りからは冷たい視線、まぁ無理もない、ずっと夜中公園などをはいかいしては泣き喚き、ずっと謝っている。神様、神様と
神様なんていない…馬鹿馬鹿しい、
父親も父親でどうしようもなく、金遣いも荒ければ家庭の事など気にもしない。
俺は父親が医師から「救いようがない」と言われてもなんとも思わなかった…母親はずっと泣き崩れていたがな
どうせ引っ越したってこのどうしようもない親は変わらない、この生活も…
親
「それじゃ、早く行きましょう」
無陀野
「…」
親
「ここね…」
無陀野
「はぁ…ボソ」
親
「ごめんくださーい」
村人
「誰ですか?」
親
「これからあそこに住む者です」
村人
「ああ、、あんたらかい ジロ」
無陀野
「…(なんだこの老人は、、、気味が悪い)」
村人
「別にここに住むのはいいが、ちゃんと掟は守る事、わからないことがあれば聞いてくれ」
親
「ありがとうございますペコ」
村人
「嗚呼、それと知ってると思うがここには神の子が居る。ちゃんと挨拶するように。服はこの白い服を着るように。何があっても彼の方が1番、彼の方の言うことが絶対だ。そこを破るんなら天罰が降る」
親
「はい、ちゃんと挨拶します」
無陀野
「(まただ、どいつもこいつも神だ絶対だ…聞き飽きた)」
村人
「その若いもんもちゃんと従うことだな」
親
「行きましょうか…無人」
親
「ここがこれから住む所よ…一軒家じゃないけど、いい人たちよきっと」
無陀野
「広いな…」
親
「それはね、なん家族もここに住んでいるもの
ごめんくださーい! 」
ガラガラ
??
「えっと〜誰っすか?」
親
「これからここに住むと話していた者です」
??
「あ〜無陀野さん達ですね、俺は」
京夜
「花魁坂で〜すこれからよろしくお願いします」
親
「はい」
無陀野
「…(老人よりはまだいいか、)」
京夜
「はいってはいって〜」
京夜
「みんな〜今日から住む事になってた無陀野家がきたよ〜」
ザワザワ
??
「おや、早いね…」
??
「女の子〜?」
??
「うるせぇ」
??
「あ〜あの人達が」
親
「これからお願いします。急にきたのに申し訳ないですが、私は部屋で荷物の整理をします。無人はこの人たちにここの事色々聞いててちょうだい」
無陀野
「…分かった」
親
「それでは…」
京夜
「えっと、こっち座って?」
無陀野
「分かった、」
座った
京夜
「それじゃ、自己紹介にしますか〜俺はさっきも言ったけど、花魁坂京夜!ほらみんなも」
馨
「僕は馨です。よろしく」
真澄
「真澄、、」
紫苑
「紫苑さんだよ〜でも女の子じゃねぇかぁ」
唾切
「僕は唾切、よろしくね?」
無陀野
「ああ…俺は無陀野無人だ。これからよろしく頼む」
京夜
「無陀野無人くんか〜じゃ、ダノッチで!」
無陀野
「は?」
京夜
「まぁまぁいいんだよ〜あと、高校生でしょ?俺らもなんだ〜だからあだ名みたいな?」
無陀野
「なんなんだ…」
唾切
「茶番はそのくらいにしておいて、本題に入ろうか?」
京夜
「茶番はって…まぁそうだね」
唾切
「無陀野くん、君はこの村には掟があるのは知ってるかな?」
無陀野
「ああ…詳しくは知らないがな」
唾切
「なら、詳しく話そうか、、」
はい、終わりです!
ほんと変ですね。急展開だしマジでごめんなさい!
そしてリクエストで唾切さんも入れて欲しいと言う事で今回登場させました!
それではまた次回〜
コメント
6件
!最高 みんなの性格がでててめっちゃ面白そう✨️
無蛇野さんが神を信じても信仰もしてないって事がめっちゃ伝わってくる! それに、唾切さんもいて嬉しい!リクエスト聞いてくれてありがと 続きまってる!