テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
坂口安吾@堕落させろ
ちょこ
#文豪ストレイドッグス
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
ボキッという木の折れる音がして、背中から床に落ちた痛みでまた目を覚ます
「痛ったぁ……」
と自身の打った背中を擦りながら
「ちぇ…また失敗かぁ…今度こそ死ねると思ったのに」
と1人呟いている。
するとそこへ1人の少年がやってくる
「太宰さん、また自殺しようとしてたんですか……」
彼は中島敦、武装探偵社の社員である。そして、太宰という名の自殺愛好家もまた、武装探偵社の社員なのだ。
敦「もう…仕事戻りますよ!国木田さんが怒ってます!」
太宰「えぇ~…仕方ないなぁ…」
とぶつぶつ文句を言いながらも敦の後ろをのろのろと歩く
途中、太宰は何かを見つけたようにふらっとまたどこかへ行ってしまった。
太宰が辿り着いた場所はひとつの墓の前だった。
太宰「やぁ織田作。元気かい?」
墓には「S.ODA」と刻まれていた。
太宰「全く…自殺はどれも失敗ばっかりだよ、また君に会える日が一日遠のいてしまった。」
とすこし哀しそうな顔で笑う
そこへどこかへ行ってしまった太宰を探していた敦が見つけ、駆け寄ってくる
敦「太宰さん!また勝手にどっかに行かないでください!探すの大変なんですよ!」
太宰「ごめんごめん笑さぁ行こうか」
疲れ果てた敦の後ろを歩く太宰は少し振り返りその墓に対して
太宰「織田作、次、君に会った時には土産話が沢山あるだろうから、覚悟しておいてくれ給え」
そう言って太宰は敦に連れられ探偵社へと帰り、国木田に怒られたのであった