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遥

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111 - 事前指導-5-

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2025年02月25日

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緑風館にて。

先生が皆の前に立ち口を開く。


先「明日から宿泊学習だ。分かっているとは思うが、バス移動だから遅刻したら置いていくことになる。もし参加したいのであれば、自力で来るしかなくなるからな。

絶対に遅刻するなよ。

で、明日は一旦全員学校にきてそれからバス移動になる。時間は8時までにこの緑風館に集合だ。教室は開かないから忘れ物はないように」


5クラス全員が入っている緑風館に先生の声が響く。


遅刻したら自力…無理すぎる、絶対早起きしなきゃ。

しかもいつもより早い。今日は早寝だな。


先「で、次はしおりの3ページを開け〜」


先生がしおりをめくって次々に説明する。

それに従うように、周りからパラパラとページのめくる音。


先「忘れ物したら貸出ないからなー、気をつけろよー」


そんな調子で2時間ほどかけて確認事項や注意事項を聞かされた。


先「基本的には班行動。男女混合だが、間違っても変な気は起こさないように。ま、出会ったばかりのクラスメイトだから大丈夫だとは思うが。信じてるぞ」


逆に出会ったばかりのクラスメイトと泊まりだなんて気まずいっすよ、先生。

普通に嫌な人は嫌だろうな〜自分のプライベート空間がないかもしれないの。

涼風くんとか嫌そう。


先「あと、班長は1日目と2日目の20時半〜21時にかけて班長会議がある。場所などはまた着いたら伝えるが、一応頭に入れておくように」


ふぅ、と先生が一息ついて続ける。


先「では今日の事前指導はこれで終わり。全員教室に戻って帰りのホームルームの準備をしてくれ。2、3年生は授業中だから静かにな」


1-Aから順番に緑風館を退出する。

Aクラスが全員退出したのを確認した先生は私たちB組を退出するように促した。




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