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三途目線
俺には記憶が足りない。
いや。記憶喪失と言った方が正しいかもしんねぇけど。
友達、家族、仲間……好きなやつまで曖昧な記憶になる。
だけど、アイツは覚えれた。名前も、癖も、性格も、好きな物とかも。
俺の恋人。気味悪がられるかもしんねぇけどかんけぇねぇ。俺は……アイツ。そう、”灰谷蘭”のことが大好きで、絶対忘れない。
ーそう……思っていたー
春｢らん……？｣
ある日を境にアイツは冷たくなった。俺が何かしたなら謝りたかったけど、あいにく俺は記憶が無い。もう、同僚も、信頼していた人も……誰の名前も思い出せないくらい進行していた。
どうしてだよ……俺は何しても上手くいかない。なぁ……俺なんかしたかよ……。なんかしたなら謝る。あやまるから戻ってきてくれ。
あれから何日たっただろうか。もう……なんか色々あやしい。記憶があいまいすぎる。蘭だけじゃなくて、どうりょうとかも俺に見向きもしねぇ……何？そんなにやべぇことしたかよ……
春｢ら……んん……っ！｣
呼んでも呼んでも……むしされて。おれもうなにしてんのかよくわかんねぇよ。蘭にとって俺ってそんなもんだったのかな。都合のいい男だったのかな……ほんめいがホントはいたのかな？だからって……みんなで協力しておれのことむししなくても良いじゃねぇかよぉ……っ
おれはなにをしたかったんだろ。おれにはなにもなかった？なにかはあった？たのしかったことなんにもおもいだせない。なにかあったのかな？だれもおはなししてくれないの。
きょうもたのしかった！みんなおれのせきにおはなおいてくれるの！とってもきれいなんだぁ！あ、あと、きいたはなしなんだけど、かんぶ？のだれかがしんじゃったんだって！こわいね……
きょーは、みんなでちからをあわせて、ぼくのつくえをかたずけてました。おはなはなくなってたからざんねんでした。ちょーだいっていってなかったから、くれなかったです。
きょーはみんなそろっておでかけです。みんなまっくろの、ふくをきて、どこかにいっています。ついていく！
ついたばしょは、まっくろなおうち。みんなぼくをおいて、さきにいってしまうので、いそいで、うしろを、ついていきます。
だれかが、おはなたくさんの、はこでねています。ぴんくのかみをしていて、とってもきれいです。おひめさまみたいでした。
？｢はるちよぉ……っ！起きてくれよっ！！｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛ
……
『ごめんな……w』
俺は記憶をなくしてたんじゃない。
ただただ。誰とも話せなくて、話し方も、表現も、全て忘れてただけだったんだな……。
蘭を困らせねぇために俺はさっさとあるべき場所に戻らねぇとなぁ、、、w
俺はオマエと出会えてよかったよ。
『またな！ゆっくりでいいから、こっち来いよな！』
蘭｢……！！！はるちよっ！！！｣ﾎﾞﾛﾎﾞﾛｯｯ
愛してるぜ？蘭。
おやすみ。
投稿してしまいました……ごめんなさい。どうしてもテラーなしの生活が考えられなくて。
でも、今回のような投稿しかしません。あくまでＲ１８シーンを抜いた投稿とさせていただきます。
あと、投稿頻度も下がるかもです。
またね〜！
コメント
9件
頑張れよ！
