続きです!!
初めて感じる大人の男の体温にホット・パンツはゾクリと背筋が泡立った。
「無駄な抵抗はよせよ、たった一言だ。”Dioに身を捧げます”と言えばいいだけだ」
蛇に苺を食べるように誘惑されているかのようだ。ホット・パンツは言いようのない恐怖に必死に抵抗した。
「いやよ」
「…ほう」
みるみるうちにディエゴが恐竜化していく。
「そんな野蛮なことを…今の貴方の姿はまるで獣よ」
ホット・パンツが睨み付けながらディエゴを見た。
「”獣と寝る者は、必ず殺さなければならない”」
ホット・パンツは目を見開いた。
「怖いのか?ホット・パンツ」
「…!!」
「そしてこう続くんだ、”人がもし、動物と寝れば、その者は必ず殺されなければならない。あなたがたはその動物も殺さなければならない。女がもし、どんな動物にでも、近づいて、それとともに臥すなら、あなたはその女と動物を殺さなければならない。彼らは必ず殺されなければならない。その血の責任は彼らにある。”」
ディエゴが避けた口で目一杯笑った。
「俺は神”なんか”に従わない。そんなものを従わなくたって身近の”天国”を知っているからだ」
「何だと…」
「これからお前を”天国”に連れて行ってやるんだ。なあに…お前は特別だ、思いきり優しくしてやるよ」
ホット・パンツは腰に装着しているクリーム・スターターを掴もうとするが、その前にディエゴが尾でそれをはじき飛ばした。
「!?うあああッ!!!」
ディエゴに触れられた部分がみるみる恐竜化していくのを見て、ホット・パンツは唖然とした。
「俺のスケアリー・モンスターの能力は、触れた奴を恐竜化できるっていうのもあるんだぜ…まあ、その方がより”獣”らしいことが出来そうだ」
ホット・パンツが何かを言おうとしたが、その前にディエゴに口を塞がれてしまった
此れで完結です!!
ファンタジーも良き🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶🫶
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