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寧々said
合宿3日目
私は、昨日と同じように筋トレやランニングをしていた
みんなも昨日と同じように過酷な特訓を続けていた
その中でも1番辛そうなのは
相「補習組、動きが止まってるぞ」
切「ああっ、ウッス!」
芦「すみません、ちょっと眠くて、、、」
補習組の三奈ちゃんたちだった
今日の朝、三奈ちゃんから聞いた話によると、昨日の補習は夜中の2時まで続いたらしい
朝は7時起きだから、補習組は実質5時間しか寝てないということになる
それを聞いた私は、思わずげんなり
護衛していて良かったなぁ、って思った
補習なんて絶対に受けたくないし
相「だから言ったろ、キツイって。個性の強化だけじゃない、何より期末で露呈した立ち回りの脆弱さ。お前らが何故他のクラスメイトたちよりも疲れているか、その意味をしっかり考えて動け」
スパルタだなぁ、イレイザー
だけど、合宿は遊びじゃない
みんなも、楽しむ気持ちはあってとしても、ここに遊びに来たわけじゃない
相「麗日!青山!お前らもだ。赤点こそは逃れたがギリギリだったぞ。30点がラインだとして35点ぐらいだ」
麗「えっ、ギリギリ、、、、」
青「心外、、、、、」
赤点ギリギリだと指摘された2人は、身をこわばらせる
相「気を抜くなよ。みんなもダラダラするな!何をするにも原点を常に意識しとけ。向上ってのはそういうもんだ。何の為に汗かいて、何の為にこうしてグチグチ言われるか、常に頭に置いておけ」
(原点か、、、、)
イレイザーの言葉に、私は心の中で呟いた
私の原点
゛お姉ちゃん゛
妹のために強くならないといけなかった私
そのために一生懸命トレーニングした日々
私はこの原点を、常に頭においてきた
これをみんなもしっかりしてもらわないとね
昨日と同様、スクワットをしていると、ピクシーボブの声が聞こえた
ピク「それよりみんな!今日の晩はね!クラス対抗肝試しを決行するよ!しっかり訓練した後はしっかり楽しいことがある!ざ・アメとムチ!」
肝試し、、、、。
嫌がらせですか?
こうみえて私は、怖いのが苦手
『ピ、ピクシーボブ。私、その肝試しやらなくていい?』
ピク「ダメ」
『そ、そんなぁ』
ピク「あんた、早くその怖がりを直しなさい」
『だってぇ』
夜よ、こないでくれ