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#こじあべ
ゆんしょ
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ふあたべ
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三月。
廊下の掲示板に、卒業式までの日数が貼り出されていた。
「あと二十日だって」
友達が掲示板を見上げる。
💛「早いな」
「高校生活終わるんだぞ」
💛「まだ実感ない」
そう言いながら、照も掲示板を見つめる。
あと二十日。
数字にすると、思っていたよりずっと短かった。
────────
昼休み。
いつものように保健室へ向かう。
コンコン。
💜「どうぞ」
💛「失礼します」
深澤は机で書類を整理していた。
💜「どうした?」
💛「ちょっと休憩」
💜「最近、怪我しなくなったね」
💛「先生に言われたんで」
💜「ちゃんと聞いてくれてるんだ」
💛「一応」
深澤が笑う。
照はいつもの椅子に座った。
窓の外を見る。
校庭では一年生が体育をしている。
三年生の教室だけ、どこか静かだった。
💜「もうすぐ卒業だね」
その言葉に、照の視線が止まる。
💛「……はい」
💜「三年間、早かった?」
💛「早かったです」
少し間が空く。
💜「卒業したらどうするの?」
💛「進学です」
💜「そっか」
深澤は頷き、また書類へ目を戻す。
💛「先生は」
💜「ん?」
💛「来年もここにいるんですか」
深澤は少し考える。
💜「たぶんね」
💛「たぶん?」
💜「異動がなければ」
💛「そっか」
それ以上は何も言わなかった。
────────
その日の放課後。
照は体育館へ向かう前に、保健室の前で足を止めた。
ドアは閉まっている。
中から先生たちの話し声が聞こえる。
照はノックしようとして、やめた。
別に用事はない。
そのまま体育館へ向かう。
数歩歩いたところで、後ろからドアが開く音がした。
💜「岩本?」
照が振り返る。
💛「はい?」
💜「忘れ物?」
💛「いや」
💜「そう?」
照は少し迷ってから答える。
💛「……なんでもないです」
深澤は不思議そうに照を見る。
それでも何も聞かず、
💜「じゃあ、部活頑張って」
とだけ言った。
💛「はい」
照は体育館へ向かう。
背中に、保健室のドアが閉まる音が聞こえた。
あと二十日。
その数字が、さっきから頭から離れなかった。
コメント
5件

卒業したら会えなくなっちゃうのかな ひかるは自分の気持ちに気づいているのかな? 伝えるのかな? 気になりますー💛💜💛💜
めっちゃ卒業って早いし、先生と離れるのが嫌なんだろうなって考えさせられた🥹💕
さてさて、ひーくんはこれからどうするのかなぁ?