きゅうり(?) 様より、逆逆バニー兵阪、滋賀京
※女装、R指定?
京都と大阪は悩んでいる。
恋仲になって以降、もちろん抱かれることはあった。
毎回激しくされて腰や腹を痛めていたが、やめてほしいと言ったら改善され、 優しくなったのはいい。
それはいいのだが、今度は物足りなくなったのだ。
今までが激しかった分、どうしても腹の奥が疼いて仕方がない。
優しくぐずぐずにされても、結局は強い快楽をまとめてしまう。
だって仕方ないじゃないか、気持ち良いんだから。
そんなわけで、どうすれば言葉にせず激しくしてもらえるかについて、2人は悩んでいた。
「…やっぱ直接言うしかないんやないか?」
「で、でもそんなん恥ずいし…」
「こんな話しとる時点でお察しやで。滋賀にもっと構って欲しいんやろ?甘えたいんやろ? 」
「ぼ、僕はそんな甘えたやないし!大阪と一緒にせんとって!」
定期的にこうして反発するのだが、部屋を出るわけでもなく、話をやめるわけでもなく、やっぱり悩んでいる。
相変わらず素直じゃないな、と軽くため息をついて、
「はいはい、わかったって」
と、これまた軽い謝罪をした。
そうして話すこと合計2時間。
ついに禁断の手を使うことにまとまった。
その禁断の手とは、女装。
露出が高いものを着て誘惑し、無理矢理理性を飛ばすという方法だ。
兵庫がそういう趣味なのか、大阪はたまに特殊プレイとして女装させられているらしい。
歩けば下着が丸見えのミニスカメイドだったり、体のラインが強調された水着だったり、一周回って露出が少ない着物で痴漢プレイなどなど…とにかく色々着させられてきたものだ、と語る大阪。
滋賀はそういうことを一切しないので、京都は少し安堵した。
自分からする分にはいいらしい。
「…っつーわけでや…前兵庫が『逆逆バニーえろ…』とか言っとったから、さっき買ってきたものがこちらになります」
さっと取り出したるは二箇所…もっと言えば乳首と局部がハート型にくり抜かれたバニーガール衣装(二着)
「お前…あほなんか…?」
「文句は兵庫に言ってくれや。性癖に寄り添った結果これやねん」
「そうやないねん!なんで僕の分まであんのよ!」
「え?あいつの性癖て兵庫並みに歪んどるやろ?やったら…まあ、並大抵の衣装じゃ満足できんやろなあって…」
「そもそもコスプレ要求されたことないけど…????」
「…まあええやん」
「お前あれやろ、自分だけそんな衣装着たないだけやろ」
「せやけどなんか文句ある???自分だけ着たかないわ、こんな変態衣装。それおにーさんの奢りやしいくら汚してもええから、着ろよ。んじゃ」
「ちょっ…」
言うだけ言って衣装を渡し、大阪は部屋を去った。
しっかり自分のサイズに合ったものなので、サイズが合わなくて着れなかったという言い訳は通用しない。
「…どうせなら蕎麦とか奢って欲しかった…それかもっと露出少ないやつ…」
ご丁寧にウサ耳カチューシャもセットだ。
とても屈辱的な気持ちになる。
「何がお兄さんやねん…僕よりちっちゃいくせして…」
とりあえず、滋賀が自分の部屋に来るまで待とう。
自分から攻めた衣装を来て滋賀の部屋に行けば、間違いなく朝までコース確定だ。
そうでなくとも、羞恥心で軽く発狂できる。
後は滋賀が風呂から上がるのを待つだけなので、誰も来ないうちに帯を外し、衣装を手にかけた。
一方で、既に風呂に入っている兵庫と大阪の2人は大阪の自室でいちゃついている。
運悪く服を脱いでいる最中に兵庫が来てしまったため、そのまま生着替えというわけだ。
「えろい…」
「う…そ、そんな見んなや…」
「だってえろいんやもん…」
「煩悩えぐいって…」
「腰ほんまえろい。あと足としr」
「う、うううるさいわっ!」
大阪は普段着でタイツを履いていることが多く、生足は珍しい。
顔を真っ赤にしながら服を脱いでいく様はなんとも言えぬエロスがあり、兵庫としては理性も限界である。
早よ襲いてえ〜という気持ちを軍人だった頃に鍛えた精神力で鎮め、逆逆バニーを着るまでの生着替えという萌えシチュを眺めた。
「逆逆バニー…やっぱえろいっすね」
「それ何回目やねん…恥ずいから口に出さんとってよ…///」
「…で、全裸まだすか?期待値爆上がりよ」
「ばか!!!」
「いてっ!」
あまりにセクハラがひどいので、とうとう耐えきれなくなった大阪は兵庫の頭を叩く。
「全裸とかいつものことやん…今更そんな叩かんでも…」
ぶつぶつ文句を言う兵庫を置いて、ボタンを外したワイシャツを羽織りつつ、付け襟とリボンから進まなかったバニースーツを着る。
以前は普通のバニースーツで、網タイツもあったのだが…今回は逆逆バニーと呼ばれる特殊な衣装だ。
網タイツは兵庫に奪われたため、大阪は乳首、股間、生足などなどを曝け出した際どい状態になっている。
「…かわっ…え、やば…えろっ…!!!」
衣装は思っていた数倍恥ずかしく、更に顔を真っ赤にした兵庫からそんなことを言われてさらに恥ずかしくなり、大阪はすらっとした細い腕で胸部と局部を隠した。
「あっ、隠さんでよ!」
「無理無理無理!こんなん無理や!着替えるっ!!」
「んもう…兄貴から着るって決めたんですから、そんなん言わんとってくださいよ」
「………」
恋人になる前の口調で言われて大阪は寂しくなり、きゅっと口を窄める。
「ね?ほら、その手もまあえろいっすけど、退かしてください?」
「ぅ…わ、わかったから…そん話し方やや…」
(なんこれかわいい)
大阪はえっちな雰囲気の時にこの話し方をすると嫌がることは知っているので、兵庫はどうしてものお願いをする時、自身も多少ダメージを食らいながらこの口調に戻す。
渋々手を退けて全身を見せてくれた大阪は半端じゃないエロスを持ち合わせていた。
胸がない故に服は少しはだけ、チラ見えする素肌が愛おしい。
「かわいい…でもちょっと足りひんね。やっぱバニーにはこれっしょ!」
と言って、ギリギリの理性に無理をさせ、兵庫はウサ耳カチューシャを取り付ける。
「…俺かわいい?」
可愛い衣装を自ら着た可愛い恋人にこんなことを言われて、耐えられる男などいまい。
ところ変わって、ここは京都の部屋。
京都はそれなりに背が高く、それなりに胸もある。
なので大阪のようにめくれる事故は起こらないのだが、ピシッと密着するので体のラインは強調され、着物とは全く違う着心地にソワソワしていた。
「ぅ…恥ずい…」
コンコンコン、と硬い扉を叩く音がする。
「入るで〜…ぇ?」
「!?!?//////」
ノックしてすぐに入ってきた滋賀に、見られてしまった。
固まっている。
「へ、へんたい…/////」
布団に潜り込み、特に効きもしない小学生みたいな煽りを言うしかできない。
「…なにその服」
「〜…言わんっ!」
「バニー服やんな?何?僕んために着てくれたん?」
「言わんって!」
布団を剥がそうと引っ張られるので、京都は必死に抵抗する。
一瞬見たバニー京都がとても可愛かったため、なんとしてでも拝もうと滋賀は布団を破る勢いだ。
「やぁや!引っ張らんといて!」
「ややよ!早よ出てきて!」
攻防戦が続くが、滋賀は一枚上手だった。
「えいっ!」
引っ張っていた箇所を離し、即座に別の方向から布団を退かす。
「!?!?」
背中が開き、生足でウサ耳をつけている。
かわいい。
「ふ、布団かやして…」
「…」
ばっと布団を放り投げられ、滋賀は涙目になりながら睨んでくる京都を押し倒した。
「これ穴空いてんの?えろ、かわええね」
「やめろやぁ…」
ぺろ、とハートの中心に舌を当てて舐める。
「ひゃッ♡」
「ん、ちゅっ…ぺろぺろ」
「ぁんッ♡やッ♡」
抵抗はするものの、言葉だけで本当に嫌がっている様子はない。
ウサ耳がついた頭やすべすべの頬を撫でながら、ちゅっちゅっと芯を持ち始めた乳首に刺激を与え続ける。
「んんッ♡ぅあッ♡」
「ね、なんでこんなん着てんの?答えてや♡」
片手でハートの中心をこねこね、胸だけで感じて蕩けている京都に優しく聞いてみる。
「ぅ♡も、っとッ♡しがにッかまってッ♡ほしかったッ♡からッ♡」
「ふんふん、でも激しいのやーやって言ってたやん」
「おなかッ♡うゅくからッ♡」
「なるほど?物足りなくてお腹疼くんや?ここきゅんきゅんしちゃうんや?」
京都の薄い腹を撫で、弄っていた胸に頭を擦り付けた。
どくどくと高鳴る心臓や、はぁはぁと息を整える京都の音がよく聞こえる。
「素直にお願いしてくれたら、いーっぱい気持ち良くしてあげるよ♡」
最大限に甘くなった声で囁かれた。
理性を切り刻むまでもう一押し。
「ん…♡ぼくに、しがの…いっぱいちょーだい…♡」
「いーよ♡」
いつになく素直な京都がかわいくて、滋賀は熱を求めるうさぎにキスをする。
京都たちが愛し合っている時、大阪たちも同じように愛し合っていた。
珍しく激しくしてと強請ってきたので、お望み通り声も出ないほど強くしている。
「ッ♡あ゛ッ♡んぃ゛ッ♡♡」
長いウサ耳と小さな身体を上下させている大阪は本当に可愛く、大人しく快楽を享受する姿で、更に火がつくことを感じた。
「ぁ〜ッッ♡」
黒いバニースーツにかかる白濁で服はモノクロになり、その淫乱さはまさに発情期のうさぎと言えよう。
「はッ…♡大阪ッ、奥挿れるからなッ♡」
「ッや、む…い゛ぃッ!?」
拒否する口に指を突っ込み、余った片手で胸のハートを弄り、腸を貫く勢いで自身を押し込む。
あまりの衝撃に口を閉じた大阪に噛まれたが、じくじくした痛みも心地よく感じられた。
無理矢理こじ開けた口に滲む血を流し込めば、苦い鉄に顔を顰める。
そんな中でも全身を震わせて感度高く絶頂しているのだから、もはや大阪の表情を 明確な感情で表すこともできない。
兵庫は指を舐めてくる大阪の小さな舌を、釣りでもするかのようにくいくいっと引く。
「あ゛ッ♡ぁ゛♡ 」
えずいているのにどこか気持ち良さそうで、これに味を占めた兵庫は、快楽の中に痛みを混ぜ始めた。
乳首を強く摘んだり、喉奥に指を突っ込んでみたり、仕返しとばかりにキスをしながら舌を甘く噛んだり、気持ちよさでバカになった大阪は特段苦しむこともなく、全て快楽に変えていく。
勿論ナカで暴れることも忘れず、何度か意識を飛ばした。
「ぅあ゛ッ…」
そういう時は、腰を押し付けて無理矢理叩き起こそう。
「お゛ッッ♡♡♡♡」
「アクメ何回目やろねッ♡発情うさぎさんよぉ♡♡」
その長いお耳は付けているだけなので、当然機能しない。
話を聞いていない大阪を全身を使って虐めて虐めて、性癖が増えた兵庫だった。
コメント
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とてもとても読みやすい上に最高にえっっっつなの天才ですか??ここに居る変態共はもう大喜びですよ グヘヘヘヘヘヘヘヘ
ありがとうございます!!!!!!!はいすきです
もうだめぽ…スランプだ… こんな読みにくい文章をリクエストとして出してすみませんでした… しかも逆バニーかと思ってて、リクエストの内容読んであっ…ってなりました、はい しかもなんか色々違うね?あれ????? いつか書き直します…