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こんにちは!
マジでネタなさ過ぎてどうしようって感じです。
なのでデリ様記憶喪失にします!!
デリ「セル坊!そっち大丈夫か?」
セル「はい!大丈夫です!」
今日は2人で敵と戦っていた
セル「は!?デリザスタ様、、!!」
後ろからデリに敵が攻撃したのを庇おうとしたセル坊
デリ「おい!!!」バッ!
デリ(怪我させてたまるか)
デリがセル坊の前に立ち庇う
セル「デリザスタ様、、?」
動かないデリザスタ
敵がセル坊に近づく
セル「おい」
自分でも驚くぐらい恐ろしい声を出すセル坊
セル「お前、相当な覚悟でやったんだろうな」
微笑みとは全くかけ離れた笑みを相手に向けるセル
敵「ひっ、、」
ボコボコにされた敵を気にも止めずデリザスタを家へ運ぶ
セル「デリザスタ様、、起きてくださいよ」
泣きながら走るセル
家にて
セル「お父様!どうか、どうか助けてください!」
びっくりするイノパパ
イノ「どうしたんだい」
セルが抱えていたデリザスタを見て察するイノパパ
イノ「傷は治しておくけど、いつ目覚めるかは分からないよ。それに、、」
セル「何でも構いません!デリザスタ様が無事なら、、!」
イノ「そうか、、でもセルには少し都合の悪い話だ。聞いてくれるかい」
セル「?」
イノ「ここまで酷い症状だと治すのにも手こずるんだ。時を戻すしかないが調整が難しくなってくる。ほとんどの確率でセルとの関係を忘れてしまうかもしれないよ。」
セル「は、、」
驚きを隠せないセル
イノ「息子の命を見逃すなんてことは出来ないがセルのことも考えているんだよ」
セル「、、、関係ありません」
イノ「セル、、、」
セル「それでデリザスタ様が助かるのに、やっぱり怖いからやめてくれなんて自分勝手なこと言えません!僕は、、デリザスタ様が無事ならなんでもいいんです、!」
イノ「セルの愛は素敵だね、、分かった治すよ。起きるまでセルは部屋で休んどきなさい」
セル「はい、、」
それから数週間
セル「一向に起きない、、」
しょんぼりするセル
すると、、
コンコン
セル「はい?」ガチャ
ファミ「デリザスタが起きた」
セル「え!?」
ファミ「明らかにこの前までの優しいアイツじゃないぞ、、」
セル「覚悟はできてます、、!」
ファミ「そうか、、行ってこい」
セル「ファーミン様、、はい!」
走ってデリザスタの部屋に行くセル
ファミ「頑張れよセル」
微かに聞こえた声にセルが走りながら涙目になる
そしてデリザスタ部屋前
セル(何週間ぶりだろ、、)
部屋のドアに小さな懐かしさを感じ部屋をノックする。
返答なし
セル「は、入りますよ、、」
ガチャ
ビュンッッ
セル「!?」
ガシャン
セル「いっ、、!」
なぜかコップがセルの頭に飛んできて当たり、血が出る
デリ「俺っちマジ機嫌わりーから来んじゃねぇよ。起きて早々検査されるしテキーラ当分禁止されたし」
セル「デリザスタ様、、何も覚えていませんか?」
デリ「は?なにお前。機嫌わりー時に話しかけてくるとか初めてじゃんw」
おもしれーっと言って頭を掴む
セル「い、痛いです、、」
デリ「あ?セル坊今日めっちゃ喋るじゃんww」
セル「離してください」
デリ「なに?反抗してくんの?お前が?」
髪を鷲掴みされ顔の近くに引っ張られる
デリ「生意気じゃん、殺すぞ」
セルは少し怖気付くがすぐ目の色を変え
セル「僕を可愛いと思ってらっしゃるんでしょう?」
笑いながら言うセル
デリ「、、、は?」
セルは、デリが前から可愛いと思っていたと言っていたことを思い出した。
セル「内心思っているんでしょ?大丈夫です。すぐ治りますよ、、全て思い出すまでそばにいますから。」
ズキっ
デリ(なんだ、、頭が、)
デリ「もういいわ、きもちわりーし、、帰れよ」
セルは頭を下げ部屋から出る
セル(今日はこのくらいでいい、、いいんだ)
涙を拭いながら自分に言い聞かせるセル
それからセルは毎日毎日デリザスタに会いに行った。その度暴力暴言は絶えなかった。
ファミ「なぁ」
セル「はい?」ニコ
ファミ「、、もうやめとけ」
セル「え?」
ファミ「鏡見てんのかよ、毎日ボロボロで、、治療魔法で治しても次の日には傷作って来やがる」
セル「いいんです。これで」
ファミ「痛くないのか?」
セル「痛いですよ。身も心も。」
ファミ「じゃあなんで、、、」
セル「好きだから、、ですかね」ニコ
ファミ「、、、笑うな」
セル「はい?」
ファミ「辛いなら笑うより先に泣くんだよ普通」
セル「僕は異常ですからね」
また笑いかけるセル
ファミ「素で笑ってるなら構わない、、ただ1つ言うとしたら俺は今お前のことが見えてない」
セル「へ?」
ファミ「1人の時に人に気を遣うやつなんていねーよなぁ。誰もいねーのに」
白々しく独り言を言うファーミン
セル「、、ファーミン様」ヒグッ
段々とセルから涙が溢れる
ファミ「デリザスタの記憶、いつか戻ると思う。セルも本当に頑張ってるなぁ」
誰もいない廊下に向かって独り言を呟くファーミン
ファミ「こんなところで独り言なんて恥ずかしいなぁ、、部屋戻ろ」
ファーミンが部屋に戻る
セルは本当に1人になり、今まで我慢してた分の涙を全て出す。
セル「脱水症になっちゃいますよ、、その前に治してくださいね、、デリザスタ様」
次の日
セル(傷がすごくて治療魔法が追いつかなかったなぁ)
セル「デリザスタ様、失礼しますね」ガチャ
デリ「ん?あ!セル坊!」
セル「へ?」
デリ「て、お前どしたその傷!?」
セル「デリザスタ様こそ、、、治ったんですか?」
デリ「え?なにが?」
どうやら記憶はないようだ。
デリ「だって、さっき任務で俺っちがお前を庇って、、それから、、?」
ファミ「お前のせいで傷だらけなんだよカス」
セル「ファーミン様!?」
デリ「は?どゆこと?」
ファーミンがデリザスタに今までのことを話す
デリ(サァァ)顔が青ざめる
デリ「い、今何日!?」
日付を見ると約1ヶ月進んだカレンダー
デリ「あ、え、、」
セルを見つめ泣きそうになるデリ
セル「大丈夫ですよ」ギュッ
デリ「ごめ、、俺っち、、」
セル「僕は平気です。現に今お部屋に来たでしょう?嫌だったら行きません」
デリ「でも、、」
ファミ「しつけーな」
デリ「!?」
ファミ「そんなに不安なら別れろよ。毎回喧嘩だの記憶喪失だの、、こっちも面倒だわ。お前が記憶失ってる間にセルのこと奪えば良かった」
デリ「、、、兄者ありがと」
ファミ「、、、は?」
デリ「猶予は1ヶ月合ったはずなのに奪わなかったんだろ?セル坊見る感じ変なこと言ってもなさそうだし、、」
ファミ「、、、」
セル「ぼ、僕もファーミン様のおかげで元気が出たんです!ありがとうございました、、!」
ファミ「もういい」
そう言って部屋を出るファーミンの耳は真っ赤になっていた。
デリ「本気で好きなはずなのにな」
セル「ふふ、本気ではないでしょう」
デリ(マジ分かってねぇな。兄者可哀想に)
セル「デリザスタ様、、」
デリ「ん?」
セル「記憶、頑張って戻してくれてありがとうございました」
デリ「セル坊こそ、毎日俺っちのところ来てくれたんだろ、、ごめん。そしてありがとう」
セル「これも記念ですね」チュッ
デリ「はぇ、、、///」
次の日からいつもの倍セルを甘やかすデリザスタでした。