第2話 マホロアのひみつ 前編
カービィを起こすシーン
少したって
「うわぁぁぁ 何するんだよぉ!」
トッコリはいつの間にか灼熱の炎の上にいた。実際には、炎の暑さが感じられるぐらいの距離にいたのだが、寝起きなのかびっくりして悲鳴をあげた。
「ゴメンネェ…。」
とマホロアはなんだか申し訳ない気持ちになってきた。
トッコリは慌てふためいている、そのせいで飛行の起動がズレてしっぽが火にあたった。
「アチイィィィ!!!」
反射的に叫ぶトッコリ。しっぽに息をふきかけて焦げたところを冷めようとする。するとその煙がカービィの元まで届き、カービィの目を覚まさせた。
「ぽよ?」
「ああ!」
「カービィが!」
「おきた!」
3人が驚いた。その様子にトッコリはカンカンだ。
「おい!早く助けろ!このままじゃ焼き鳥になっちまう!」
それを聞いたマホロアが安堵しきった心を切り替え、すぐに用意していた水をトッコリとともにかけた。なので火は一瞬にして消えたがトッコリはびしょ濡れになり、なんとも言えない顔で立っていた。
「オレは無視かよおぉぉぉ!!!!」
ただ1人の声だけが響いていた。
コメント
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初めまして!見てると素敵で面白そう!