「ふふ〜ん」
「ぁ…」なんなんだこの人…(人だっけ?)
「いやぁ私にお話し相手が……!」やった!
しかもこんなに可愛らしいボーイが!
「えっと…いつまでいるんですか…?」
「そーだなぁじゃあ帰るか!」
「ま勉強頑張って!」
暇なんだよなあそこ
─音楽室─
ガラッ
「ただいまぁ」
「あ!そーだ」
だーい好きな親友に会いにいこうかな!
ガラッ
いや、音楽室に入った意味よ
─トイレ─
「お邪魔します〜」
トントントン
「はーなーこっさんっ!」
「はぁい」
「って癒姫かい」
「遊びに来たァ」
「なんやそんなことかい」
「そんなこととはなんだ!暇なんだこちとらぁ!」
「こっちも暇や」
「あ、そっか旧校舎じゃないし」
人来ないもんね
「急に真面目なこと言うなや」
「もぅそれじゃあわたしとお話できないよ!」情緒不安定だから!
「それ自分でいう…?」(笑)
「もーいーや!お友達出来たしー!」人の!
「へーいーな」
「でしょぉ!」
「じゃまたね!」
「じゃーね」
あのツンデレが可愛いのだ
═音楽室═
「にしても」
ほんとに暇だなぁ
でも音楽室ってたまに人が着替えとか掃除に来るんだよね…!
着替えは置いといて!
まだかな
掃除時間
「だれが当番かなぁ」
ガラッ
「…」チラチラ
「んぁ!」
あれは!
「あーまっねく〜ん!」
ギュゥゥゥ……
「……え?」
「幽霊だから触れなかった☆」てへぺろ
「あ!普君ここ掃除?」
「そーです」コクッ
「やった」
シャッシャッ
「……」
きゅっきゅっ
「……・・・」
ゴシゴシ
「・・・あ、あのお…?」
「…ん〜?」
「俺で遊んでます?」
「え?遊んでないよ!」↔体ぺちぺちさわってる
「じゃあこれはどういう…??」
「あーえとー」
「そ、そう!」
「実験!」ばーん!!
「じ……」実験されてるんですけど。
「まーまー掃除頑張って〜」
「あーなんなら放課後までしちゃう?」にや
「ん。じゃぁまた来ます」
「えー!やったぁ!」
■放課後■
ガラッ
「!!!!」
「来ましたよー…」
「やった!きた!」てっきり来ないかと!
「それでどーしたんですか?」
「いや!普君の願いだよ 」
「俺の?」
「ソーソー」
「……」(あの願いはダメだったし)
「別に願いなんてないわ〜みたいな顔ね!」
「あ、まぁそんな感じ」
「まじか」
「じゃぁ」
「はい」すと
「え、これなに?」
「ん?飴さん♡」
「……」嫌な予感
「食べて〜!」お、美味しいよ!
「食べませんよ!」嘘下手!
だっ
ガラッ
「え、ちょ!」
「……」
「ハー」
「またダメだったかな……」
「食べたら一緒に遊べるのに……触れるのに」
「……」ゴクリ
これは人魚の鱗
「……っ」ごくっ
「ん?」ひょこ
「……ぁ」ごくん
「あ〜!!!!飲んだ!飲んだよね!」
「……」コクッ
「いいの!?やった!」
ペタ
「?」
「な、なに?」
「これで触れるんですね」
「ぅ……/」
「な、ふへ、!」
「ソーヨ!サワレルノ!」
「マタネ!サヨナラ!デテッテ!」
「え?あ、ちょっ!」
ガラッッッ
「はぁ……」
「恥ずかしーじゃん……/」
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くッ、神がかっておる水産…