テラーノベル
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(勘で歩いている)「…ここかな…?」
「…お屋敷みたいな家が…立ってる…」
(インターホンを鳴らす)
(慌てて玄関に走る音が聞こえる)
「…あら…あなたは?」
「…小鳥幽李の親友で同僚の七瀬です。」
「七瀬ちゃん?あ〜…幽李から話は聞いてたわ。」
「…何故ここに?」
「東京のゆーりの実家に忍び込んだら…家紋があってそこから調べたら…勿忘村ってのが出て…」
「…そうなのね。」
「…幽李は?」
「…亡くなりました。刺されて」
「…あら…そう。…なるほどね」
「それで…お話が聞きたいんです」
「…上がって。」
「…はい。」
「…ゆーりが追ってた人はみんな亡くなるのですが…人為的ですか?」
「…まぁ…全て呪いね。」
「…昔…この家はみんなから嫌われててねえ…それで昔のこの家の人が呪いをかけて…そこから関わった人はみな死ぬとか…」
「なぜ…嫌われていたのですか?」
「…とある1人が村を壊滅させようと残虐を繰り返していたら…家族の生き残りがとある呪術師が一家に呪いをかけた。」
「…そのある1人と言うのは」
「…妹が死んだから腹いせにとか…言われてるわ。」
「…妹というのは?」
「…私のご先祖さま…ね。」
(幽李のお母さんがとある手紙を七瀬に渡す)
「…これは」
「…幽李が七瀬ちゃんが来たら渡してって。一昨日。」
「…この手紙読んでくれてるかな…もしここに来てなかったらどうしようかな…?…まぁいいか…今言うのも遅いと思うけど、私に関わったら死ぬ。…だからこれ以上…深く介入しない方がいいよ。私が死ぬことを分かってたのは…記者の勘的な感じだよ。私の持ってたカメラは呪われてる。あれで人を撮ると…多分死ぬ。…ごめんね。七瀬。またね。」
「…なるほどね。だから齊藤と宇都宮と蓮田は不審死…だったんだね。」
「…あのカメラ買いに行った時…一緒に写真撮ったよね。…じゃあ…あたしも死ぬのかな。」
「…このカメラ引き継いでさ…今記者やってんよね。」
「…幽李が死んでから…2人写真を撮った。」
「…なら…あの2人も死ぬ」
「…呪い…?…なら…有名な神主さんに…お祓いしてもらったら…!!」
「…今まで…10年前に2回…お祓いをして貰ったんだけどねぇ…」
「現代は技術も発展してきてるし…ワンチャン有り得るかもです…!!」
コメント
1件
第4話、読み終えました…! 幽李の手紙の内容がすごく切なくて、七瀬の「じゃああたしも死ぬのかな」って呟きが胸に刺さりました。カメラが呪いの媒体って設定、ゾクゾクしますね。最後の「なら…あの2人も死ぬ」で一気に不穏な空気が広がって、続きが気になって仕方ないです…! つくもがみさんの世界観、しっかり受け取りました🌙