テラーノベル
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「…家に帰って車で山梨に向かいます。必ず…死の連鎖を止める…!!」
(走り出した。幽李の実家を飛び出して)
「…はぁはぁ…ここから走って駅まで50分か…」
「…絶対止める。止めてやるからぁぁっ!!」
(電車に乗りこみ、自分の家を目指す)
「…東京から車で山梨まで2時間ちょいか…」
(自分の車で山梨に向かっている)
「…絶対救う。」
「…幽李…。解決してみせるからね」
(山梨の山奥にあるとあるお寺に来た)
「…ここが…なんでもお祓い出来るとかの…お寺?」
「…其方…誰だ?」
「…あなたが先に名乗ってよ。」
「…某から名乗るのか?」
「…某はムーンルージュ・ベールだ。」
「…ムーンルージュ・べール…?聞いたことないんだけど」
「…お祓いをしに来たんだな?」
「神主は奥の大きな屋敷に居るぞ。」
「…そうなんだ。ありがと。」
(屋敷のインターホンを鳴らす)
「…お祓いしてくれますか。」
「ああ…あなた…それは…?」
「亡くなった友人の…」
「このカメラが呪われてるので…お祓いを」
「違う…ネックレスだ。」
「…このネックレスは亡くなった友人が…死に際…掛けてくれた…ネックレスで」
「…あなたが呪われるのはそのネックレスだ…そのネックレスが原因だ」
「…は?」
「…ネックレスに呪いの根源があってネックレスから呪いが広がってカメラにも…」
「…この呪い…とれますか?」
「…うーむ…難しいのう」
「…ネックレスを壊すしかないのう」
「…そんな…ゆーりから貰った…ネックレスなのに」
「……」
「分かりました…じゃあ…お願いします」
「…ああ…」
(神主がサファイアのネックレスとルビーのネックレスを受け取りまじまじと見つめる)
「…うーむ…私が払ってきた何よりも強い呪いだ…」
「いちかばちか…試してみないとな…」
「…お願いいたします」
(神主は呪文を唱え始めた。)
「…お願いします…どうか」
(神主が呪文を唱え終わった瞬間ぐったりと倒れる)
「…祓い切りましたが…」
「…神主さんっ…!!」
(慌てて神主さんをお屋敷の中に連れていく)
「…少し回復すれば…治りますから」
「…分かりました…」
(神主が寝てしまった時…後ろにはベールが立っていた)
(「足音もなかった…ムーンルージュ・べール…何者なの?」)
「…そのネックレス…祓い切ったみたいだのう…」
「…なんでそれを?」
「…某には分かる。」
(突如としてベールが指パッチンをする)
「…なに?」
「少し力を加えただけじゃ。」
「…ふーん」
「…力っていうのは?」
「…某からも邪気を払っただけじゃ。…其方が撮った写真に写っている人物はもう安心じゃ。」
「…そうなんだ」
「…其方も死ぬことは無い。安心しろ。」
「そっか。でも…私だけ生きてるって良いのかな。」
「さぁな。…其方が死にたいのであれば某は止めない。」
「…冷たいんだね。」
「そういえばさ…ベールはゆーりの死の真相とか知ってる?」
「少しだけな。まあ…全て知っているが…全て話してしまうと運命に関わってしまうからのう…」
「少しだけでもいいから…話してほしい」
「…小鳥幽李を殺した佐藤はとある人に指示を受けていた。最初は躊躇していたが小鳥幽李が3人の死に関わっていることを知ったらすんなり殺した。」
「…滑稽だな。人間ってのは。」
「…今…佐藤は逮捕されているが…指示をしたものは七瀬有花が会ったことのある人物だ。」
「…わかった。今すぐ行かないと」
(慌てて荷物をまとめて車に乗り込む)
「…検討はついてる」
「…ゆーり…待っててね。」
「ふっ…そなたも…大切な人のために頑張るのか。」
「…時乃 茉城も必死だったのう…」
コメント
1件
えー、第5話読んだわ!お寺のシーンからベール登場で一気にミステリー感増したね。主人公が「私だけ生きてるって良いのかな」って言うとこ、グッときたよ…。ネックレスが呪いの根源だったってオチも好き。それにベールの「某には分かる」って言い回し、キャラ立ってて良いな〜。指パッチンで邪気払う能力、渋くてかっこいい🔥 続き気になるわ!