テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
ころさな
1,622
これからは名前は漢字で書かせていただきます。
あだ名とかの場合はひらがなになると思います。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
百 side
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
次の日起きたときにもあの人はいた。
ㅤ⠀
綺麗な顔をして。
ㅤ⠀
片手にコーヒー、もう片方には新聞……って訳ではなく、少年〇ャンプを読んでいた。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
見た目のわりに子供なのか?__
ㅤ⠀
ㅤ⠀
そんなことを考えているとその人と目が合った。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「おはよ。どっか悪いところあるか?」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
俺は横に首を振る。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「そっか」
「痛いところあったら言えよ」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
そう言って、また〇ャンプを読み始めた。
ㅤ⠀
心做しかちょっと明るい顔。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ〇ャンプが好きなんだな、そう思いながら天井を見る。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ あいつらは無事なのか。あの人は無事とは言っていたが本当に無事かは分からない。
不安が襲って吐き気がする。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「あ」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
あの人が口を開いた。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「百に仲間の状態言ってなかったよな」
ㅤ⠀
「話してもいいか?」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
俺は頷いた。少しは吐き気が消えると思ったから
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「わかった」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
そう言って椅子をベッドの隣に置き、話し始めた。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「今、起き上がれてるやつは瑞、黈の2人。あともう少ししたら翠も起き上がれる。」
「重症なのは百と茈。百は頭を打ったから治るまでは痛いと思う。茈は多分あの時の雨だろうな。風邪を引いちまって今酸素マスクをつけてる。でも安心しろ。すぐ治るから。」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
簡潔に言ってくれた。とにかく茈たちが無事で本当によかった。
でも__
ㅤ⠀
ㅤ⠀
俺がもっと早く行動すれば茈は風邪を引かなかった。俺がもっと__
ㅤ⠀
ㅤ⠀
(頭にポンッ
ㅤ⠀
ㅤ⠀
!!
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「…頑張ったな。」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ポロポロ
ㅤ⠀
ㅤ⠀
知らない人なのに噂でも聞いたことない人なのに……
ㅤ⠀
ㅤ⠀
涙が止まらなかった。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
その人は無言でずっと俺の頭を撫でてくれた。
ㅤㅤ⠀
ㅤ⠀
桃「ごめんッなさいッ…グスッ」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
??「気にすんな。誰だって泣きたいときぐらいある」
ㅤ⠀
ㅤ「俺、他のやつら見てくるからなんかあったらそこ押せよ」
ㅤ⠀
ㅤ「じゃ 」
ㅤ⠀
ㅤ⠀
あの人は部屋を出ていった。ㅤ
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ただ頭を撫でてくれただけなのに少し心が軽くなった気がした。
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
ㅤ⠀
コメント
1件
**みぅ🤍🥀** 百くん、目が覚めたんだね…よかった。でも自分を責める気持ち、すごく伝わってきた。 あの見た目とギャップのあるジャンプ読んでる男の人が、頭ポンポンして「頑張ったな」って言うシーン、泣けた…。知らない人なのに、って思うほど心に響く優しさだった。 百くんの涙、止まらなくなる気持ちわかるよ。重いけど、ちゃんと温かい話だね。続きがすごく気になる…!