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皆さん、もう、嬉しくて嬉しくてたまらないんですけど!
コメントが、ついに!来たんです!
本当にありがとうございます!
この方なんですが!ほんとにいい方で、、!
このコメント来てくださったのは、勇者寝ぼけるではなく、泣き虫主様と強がり妾兵士の方なんです!そっちに書いてくださってて、、!
最近、あまり手をつけていない方に来たので、嬉しくて!
ということで!本編へどぞー!
「もう、独りじゃない。」
僕、僕 夜は、独りだった。
いや、今も独りのことには変わりない。
小さい頃は、元気でリーダーシップがあってクラスの中心にいるような奴だ った。
でも、大きくなるにつれ、アニメにハマり、ほかの女の子たちと自分がズレてるということを自覚し始めた。ボカロにもハマり、ゲームにもハマり、友達と話す中、自分に合わせてと貰うのではなく、自分が合わせなきゃいけないと思い始めていた。
さらに大きくなると、女子と話すと、必ず陰口を言われるようになった。
自分は嫌われたくなくて、みんなに合わせて、ウザイね。などど言っていたけど、そのうち、自分も言われてることに気づくと、怖くなって陰口を一緒に言うことが出来なくなった。
そうすると、ノリが悪いと言われるようになった。
どんどん孤立していき、クラスの中心人物じゃなく、脇役になっていた。
モブキャラとなっていた。
僕は、友達に嫌われるのが怖くて、友達のノリに合わせるようになった。
友達は笑っていたけど、僕の元からはどんどん離れていった。
でも、それでも、嫌われていると知っていても、僕は、友達のいる明るい人間を装い、LINEでも、ノリのいい人間になり、突っ込んだり、遊ぶ提案をしたりして、周りから、都合のいい人間と思われるようにした。
都合のいい人間になれば、自分を使ってもらえる。
友達だと思っていなくてもいい。
でも、離れていかれるのは、辛いから。
でも、僕が君たちのことを友達だと思っていないのもまた、事実。
だから、悪いのは僕なんだ。
勝手に相手に期待して、失望してる。
離れてるのは僕かもしれない。
そう、考える毎日が続くのが僕は苦痛でたまらなかった。
毎日、苦しくて、自分の部屋にこもり、好きなことをする。
半日以上の時間を学校で過ごして、家に帰ってきたら、丸一日は自分の好きなことをしないと落ち着かない。学校のことを思い出して、自分に失望して、ストレスになる。
たとえ、ストレスになろうとも、学校では、元気で明るい人間を演じる。
自分の部屋は落ち着くけれど、家は落ち着かない。
学校とは違う仮面を被って過ごさなければいけないからだ。
親も他人のように見えてきて、自分の本当の気持ちを言うことが出来ない。
学校での出来事も作り話。
何も話さないのは、普通じゃないから、普通を装って。
「あぁ、普通って何。」
自分の部屋でつぶやく。
自分の中で苦しみが積み重なって、夜になると、過去の苦しみが全部脳内再生される。
それが苦しくて苦しくて、現実逃避する。
こんな生活ダメなのはわかってる。
でも、こんなことをしなきゃ、次は誰かに害を与えてしまいそうだから。
鬱とか、病気じゃない。
きっと精神に何かあるのでもない。
病名があれば、少しは楽になったのかな。なんて考えても意味は無いけれど。
でも、あの日僕を変えてくれた。
「あ、やっと起きた〜。ーーーー」
あの時、幽命 霊に出会った。
あの瞬間、僕は、この人が変えてくれる。常識をぶっ壊そうとしてくれる。俺の人生を滅茶苦茶にしてくれると、そう思えた。
本当に霊は、俺を滅茶苦茶にした。
学校は勿論、委員会にも着いてくるし、授業ちゅも話しかけてくるし、休み時間でさえも話しかけてくる。誰もいない教室に挨拶をすることを何故かと問われるし、イライラしていても話しかけてくる。
霊は、周りの連中とは違うと思えた。
あぁ。僕が求めてたのは、こんな人なんだ。
って。
霊はいつ何時僕のそばを離れなかった。
霊なら、霊ならずっと一緒にいてくれるかもしれない。
「もう、独りじゃなくてもいい。」
のかもしれないと、そう淡い期待を抱いてしまった。
でも、霊のあの表情。僕は、あの時気にしなかったけれど、今になって気づく。
あの表情とあの不自然な間。
きっと、何かあるんだろうなって。
僕は、霊のそばにいられるような価値のない人間かな。なんて考えて。
そんなの考えたところで何も変わらないのに。
こんなの、逃げてるだけ。
逃げて苦しんでるだけ。
「これじゃ、独りのままじゃん。」
俺は、そうつぶやくと、笑っていた。
(あぁ、そうか、俺はもう泣けないんだ。)