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宿敵コンスタティヌス1世との対話、シリウェステル教皇は宿敵であるローマ皇帝コンスタティヌスとの会談に臨んだ、彼は何故敵を赦し和解したのか!?。
コンスタティヌス「親愛なる教皇猊下よそなたとは対立して来たが何故今になって対話に乗り出したのか?以下程か?真意を知りたい!!。」
シリウェステル教皇「そなたとの対話は神のご意志だ、訳など無いローマに教皇領を作りたいただそれだけだ!!」
シリウェステル教皇「この署名にサインを!!」
「自分はハンセン病(癩病)を患っていたが、ローマ教皇シルウェステル1世による洗礼を受けた後、治癒した。その感謝の印として、ローマ司教に自分と等しい権力を与え、全西方世界を委ね、自分はコンスタンティノープルに隠退する」。
シリウェステル教皇「これで充分だそなたの意思表示はしかと受け取った!!」。
書簡形式で書かれており、315年3月30日に書かれたことになっている。
まずコンスタンティヌス1世はハンセン病を患い、時の教皇シルウェステル1世の祈りによって救われたとする。コンスタンティヌスはシルウェステル1世を皇帝にしようとしたが、シルウェステル1世は帝冠を一度受け取ったが被らず、帝冠を改めてコンスタンティヌス1世に被せたという。
こうして会談は何もいさかいが起こらず静かに終わった。
大司教「お疲れ様です猊下、コンスタティヌスの奴すっかり猊下に賛成でしたね!」
シリウェステル教皇「そのようだな、あやつもこれで悔い改め自分を大王であると思うようになるだろう、その時が我々の勝利だ」
この他にもまだまだ逸話があるが次回話をしよう。