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私も年を取った。
人は年を取ると昔話をしたがるものだ。
今日は推しの中身とポケモンSVで対戦した時の話をしよう。
このお話はフィクションなので話半分くらいで聞いてれると嬉しい。
当時交通誘導員だった私は地方公務員試験に落ち、ギャンブルも女遊びもしてないのに
大体20万くらいの赤字を出した。
その腹いせにレート対戦に潜っていた。
ポケモンSVは結構好きだった。
ドオーが可愛いからである。
私はポケモンの中だとヌオーが一番好きだった。
そこそこ有能ポケモンだからだ。
で、レート潜っていたら推しの中身と
おんなじ名前のやつと当たった。
当時の私は
(まぁ、十中八九ファンの人だろうな。)
と思った。
当時の私のレートは1800台。
(※この表現が的確かは怪しい。私は年を取りすぎたので記憶が曖昧だ。)
推しの中身がいる世界ではなかったからだ。
で、対戦した。
ルールは三体三のシングルバトル。
私は先鋒ようきASぶっぱこだわりスカーフ セグレイブ。
あと、ドオーとアーマーガーで戦った。
この構築は、当時流行っていたタスキ持ち
マスカーニャとなんか色々をぼこすための
構築である。
戦術は極めてシンプル。
初手テラスタルこだわりスカーフセグレイブで相手を倒し、あとは流れで勝ちきる。
そんな戦術だった。
私はポケモンをちょっと複雑なじゃんけんだと解釈している。
この方法なら択を減らしスムーズに勝負ができる。
私はそう判断したのだ。
で、対戦した。
相手は初手ガブリアスを使ってきた。
ガブリアスは強かったりあんまり強くなかったりやっぱり強かったりするポケモンだ。
私は初手ドラゴンテラスタルし地震を撃った。
そしたら相手が炎テラスタルになり奇跡的に
噛み合った。
なんか倒れた。
勝てると思ったがしくじった。
次の相手がコノヨザルだった。
当時のコノヨザルはまあまあ強いポケモンで
対処をミスるとボコボコにされる危険なポケモンであった。
私はサイクルを回したいが起点にされる。
攻撃をしても起点にされる。
結果的に詰みだ。
あーくそと思いながら私はコノヨザルに
地震を撃った。
こだわりスカーフを持たせると同じ技しか撃てない。
冷静になればドオーに引くか降参すべきだった。
あんま削れなかった。
ビルドアップしてきた。
これをされると私の手持ちではあいつを止められない。
最終的に憤怒の拳めっちゃ撃たれて
ボッコボコに負けた。
ド屈辱であった。
で、しばらく日にちが立って何となく推しの中身のYoutubeを見たら私との対戦が動画にされていた。
ファンじゃなくて本物だった。
しかも炎テラガブリアスの企画だった。
私は推しの中身には死ぬほど興味ないが
どうやら私は推しの中身の起点ぐらいには
なれたらしい。
私はもうあの男ともう一人の推しの中身の
動画は見ていない。
苦しすぎて見れない。
あの人達今何やってんのかな?
どうせポケモンでもしてるんだろうな。
(最後まで読んでくださりありがとうございました。)