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 昔、おばあちゃんに読んでもらった本がある



 魔王という魔物の王様を退治しに行った勇敢で、優しくて、かっこいい勇者様がいたんだ。



 でも、勇者様は魔王に立ち向かってから、王都には帰ってこなくなった。



 勇者様は魔王によって、仲間を無様に瞬殺され、その力の多さに絶望したんだって。




 そして勇者様は、魔王の血筋を貰い、魔物になって、人間界を荒らしたんだ。






























『…それが、君じゃないの』





「……違う。俺は生まれつき魔物だよ」







 目の前で喋る男性は、額から角を生やし、黒き翼をもった、明らかに悪魔に分類される魔物。



 飴を歯と歯で加えていて、笑顔でこっちを見ているけど、声のトーンも少し低く、さっきの私の言葉にかなり起こったようだ。





『じゃあ、三十年前、勇者様が魔王の血筋をもらい、魔物になった、ということは聞いたことある?』


「……知らないよ、そんなこと」



 勇者様が堕ちたことは、世界中で取り上げられ、低能のゴブリンでさえ知っていた。



 なのに知らないとなると、どうやら洗脳もかけられたんだろうか。





『消化してあげるよ【堕ちた勇者様】』








____________________





名も無き説得者



君は、堕ちた勇者、姫、一般人を説得してほしい。



大丈夫、彼等は必ず潔白な心をもっている








………ぁ、君が堕ちても私は知らないから



私は君の生き様や戦い様、堕ちた人のことをここに想像したり、書き留めておくよ




じゃ

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