『欲望の化身』
この世界では、人の秘めた欲望――特に抑えきれない性的衝動――が、独立した存在として形を持つ。
欲はただの概念ではなく、人の傍で息づき、見え、触れられる存在になる。
それは時に美しい人の姿をとり、時に手に負えない野獣のような形をとることもある。
人々は知らずに生きている。
日常のざわめきの裏で、欲は影のように人を追いかけ、目には見えぬ快楽の囁きで心を揺らす。
だが、欲が実体化して見える者はごくわずか――そして、その者は必ず、自分の内に眠る深い欲望と向き合うことになる。
ロゼもその一人だった。
普段は冷静で理知的な青年。しかし、彼の心の奥底には、他人には見せられない熱い渇望が潜んでいた。
その欲はある夜、人の姿をとって現れる――らいと、と名乗る存在として。
らいとはロゼの欲そのものであり、誰にも触れられない、自分だけの“禁断の伴侶”。
しかし、らいとに触れるたび、ロゼの理性と快楽の境界は薄れていく。
夜の街を静かに照らす街灯の下で、二人の影は重なり合う。
欲と理性、愛と渇望。
触れられぬはずの存在が、今、ロゼの前で微笑む――その瞬間、彼の心はすべてを忘れ、渇きに震えた。
――だが、この出会いは、ただの始まりに過ぎなかった。
らいとが示す快楽の影に、ロゼはどこまで抗えるのか。
次の夜、彼らの関係は、さらに深い境界線へと進むことになる――
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最初は第三者視点で書いてみた‼️🫶🏻🎀
ロゼらい書く時毎回ちょっとえっちになるの何?ww
最近ロゼらいめっちゃハマってます‼️🥺🫶🤍
コメント
1件
めっちゃ面白そう!! 続き楽しみです✨️ 私も最近ろぜらいはまってます🙌