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はぁ…はぁ…はぁ……

(裏庭…イチョウ…どこだっ…)

必死に走っている中、涙が流れ落ちてくる。

(あ”ぁ…やばい…やばい、やばい)

裏庭の見える付近まで来た頃、 煙草の煙が見えた。

「あっ…!!」

太陽が昇って輝き始めて、イチョウの姿を捉える。

「ッ…!!」

…あと五メートルの所で、イチョウがコッチを見た。

「えっ…!!?ツム!!?」

~***✴✡~~*✴*✴✡~* ̄

イチョウは咄嗟に、さっきまで吸っていた煙草を魔術で灰にして、こちらを優しい顔で、見つめた。

あ……。

イチョウは、俺を自分以上に知っている。

自分では気付かずに遠ざけていた、煙草の煙。匂いも嫌だったし、吸ったら気持ち悪い。

俺は、ある気持ちがイチョウの行動で高まった。


「「仲直りしたい」」


「……!ツムr…!?昨日は本当にごめn…!!」

俺の声は、イチョウの優しい声を取り消すように、自分の伝えたい事を精一杯声に出して言った。

「イ”チョ!!!怒ってごめんなさいっ……仲直り…したい”っ!……。」

泣き崩れた。

「ツムル…、大丈夫…!!?」

俺が自分勝手に謝った後、イチョウが最初に、俺に向けて発言した言葉は、俺を気遣うために使う言葉だった。

それと同時にイチョウは服からハンカチを出して、俺の涙を拭いた。

「勝手にプリン食べてごめん。」

イチョウは俺をギューッと抱き締めた。




【おまけ】目撃者(エイト先生、ダリ先生)ーーー

「あ、あっれ〜?」

ツムルとイチョウ、何処に行ったんだろ…?

部屋見ても居ないし、ダリ先生に聞いても分からないって…………二人共、何処に行ったの〜(泣)

トコトコトコトコ…トコトコトコトコ…

「…???」

(イチョウがツムルを抱き締めて…る?)

ツムル、気付かずに羽と尻尾出してるし、本当にどうしたん。

「????…へ?どゆこと…?」

トコトコトコトコ…トコトコ………

…………なんだ…リア充か(?)……………………………。

ピザでも頼も。

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「そういや〜♪エイト先生がツムル先生とイチョウ先生居なぁ〜い(泣)って言ってたな〜ww」

(面白そうだし、捜そ〜っ♪)

エイト先生が来る数十秒前

コツ…コツ…コツ…

「?」

(ツムル先生が泣きながらイチョウ先生の所に走ってる。)

「え?」

どゆことwwwwww全く状況が理解出来ないwww


状況分からないし、ちょっと面白いけど、口出しするのは辞めておこっと!

コツ…コツ…

―いや、本当にどういう事ー☆


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