コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
魔王の寝室
「さぁ坊や、ここが今日から坊やが寝る場所じゃよ〜。っとその前に坊やの寝るベッドを作らないとな」
ブォォン
「うむ。坊やが寝る場所じゃ綺麗なものでなければな」
コンコン
失礼します
「おぉアイリス戻ってきたのじゃな」
アイリス「ヴィオラ様がお呼びと聞きましたので帰還後直接参りました。」
ヴィオラ「すまぬの、休みをやりたかったのじゃが…確かアイリスには子供がいたと聞いていたからな。この子の身の回りの世話をしてやって欲しいのじゃ」
アイリス「子供というのはこの人の子でしょうか。ヴィオラ様のご命令とあればお世話いたします」
ヴィオラ「その代わりと言っては何だが、外での任務を全て後任に任せよ。アイリスは坊やの世話に集中しておくれ」
アイリス「承知致しました。では1度自室に戻り坊っちゃまのお洋服を買ってまいります」
ギィーバタン
ヴィオラ「ふぅ〜とりあえずは安心かのぅ」
オギャー
ヴィオラ「あぁ坊やどうしたのじゃいきなり、お腹が空いたのじゃろうか。」
コンコン
アイリス「ヴィオラ様、坊っちゃまは空腹のようですのでミルクをご用意しました」
ヴィオラ「おぉ!アイリス、やはりそなたに任せて正解だったようじゃの」
アイリス「それとまず私がやりますので見て覚えて下さい。」
ヴィオラ「う、うむ。ここはアイリスに任せよう」ジー
アイリス「それでは…坊っちゃまミルクですよ」
(*’🍼`*)ちゅぱちゅぱ..
ヴィオラ「ミルクを飲む坊やも可愛いのぅ」
アイリス「ヴィオラ様、これからミルクには魔王様の血を少量混ぜてください」
ヴィオラ「ミルクにか?」
アイリス「はい、坊っちゃまがこの森で育つには魔族の瘴気が毒となり命の危険になります。ですが魔王様の血を少しずつ体に取り込むことで半魔として成長することが出来るでしょう」
ヴィオラ「そうか、坊やのためじゃ、血くらい容易いものじゃの」
アイリス「さぁ坊っちゃま飲み終わったらおねんねですよ〜」
ヴィオラ「な、なかなか大変じゃの子育てとやらは」
アイリス「ふふっ、慣れればそんなことなくなりますよ。私も最初は戸惑いましたからヴィオラ様も慌てず成長すればいいのですよ」
ヴィオラ「そ、そういうものなのか。坊やのためにも精一杯頑張らなければの」ナデナデ
アイリス「そういえばヴィオラ様、まだ公務の続きが残ってますよ。坊っちゃまの事はこのアイリスめに任せて公務にお戻りくださいませ」
ヴィオラ「そうじゃった!ではアイリス任せたぞ」
アイリス「はい、いってらっしゃいませ。坊っちゃまもヴィオラ様をお見送りしましょうね」
ここからはアイリスとヴィオラの説明になります。良かったら読んでください
アイリスイメージ
種族 淫魔 (サキュバスクイーン) Lv80 年齢 不明
設定
サキュバスクイーンという地位を持っているがヴィオラに仕える方が身にあっている。2児の母でありカイを育てることになる。普通婬魔は男の精気を吸うがヴィオラと数百年前に契約、ヴィオラの魔力を吸っている。
魔王ヴィオライメージ
種族 九尾狐人 Lv 測定不能 年齢 1000から数えることを辞めた
設定
数千年を生きる九尾の狐人。元は人の世界で生きる狐だったが密猟から逃げる際魔族の森に逃げ込んだ。瘴気にあてられ1度命を落とすが、復讐心が魔族に変え九尾となった。その後魔王の元で修行クラスアップし九尾狐人へと進化した。先代勇者に師である魔王を殺され魔族を統治することを決意し魔王となる。九尾狐人は子供を産むことが出来ないのでカイが初めての子供