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1話で終わりの物語

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6

第6話 醒めて欲しくない夢

2022年07月29日

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千『春兄!!お出かけしよ!』

唐突に俺の妹,千咒が言ってきた

春『…は?金は?』

千『タケ兄からカード貰った!』

春『たく…しょうがねぇな』

千『やったー!!!』



春『…で、取り敢えず駅に来たけど…』

千『キョロ(・ω・`三´・ω・)キョロ』

春『…何してんだ?』

千『ん~?ちょっとね』

千『あ!!!あった!!アイスの自販機!!』

春『は?そんなのあんの?』

千『あるよ!!!あれ食べたい!』

春『わかった。』


春『何食う?』

千『チョコミント!!』

春『…お前…』

千『美味しいからっ!!』

ピッ

ガシャッンッ


千『うん!!!やっぱ美味すぎ!!』

春『チョコミントだろ…?スースーと甘いは合わねぇだろ』

千『自分も最初はそう思ってたけどね~!?』

ピッ

ガシャッン


千『春兄も食ってみて』

春『は?いやd』

ズボッ

千咒が無理矢理口に突っ込んできた。

春『はひすんだおはえっ!』(何すんだお前!)

千『ははっ笑どう?味は』

春『……うめぇ。』

千『だろ!?』



春『wお前wおしゃぶりw』

千『は?何が…ってw春兄もじゃんw』


春『はー笑った…』

千『なぁ!せっかく来たんだからもっと遊ぼうぜっ!』

と千咒は俺の手を掴んで走り出す

春『ちょ、はぁ…わかったよ』

俺は千咒に手を引っ張られながら走る。

千『ふふっ!楽しいな!!』

春『…おう!』

俺たちは満面の笑みを浮かべた。



俺はソファーの上で目が覚める。

春『…タチの悪い夢だな』

この夢は、もしかしたら俺にあったかもしれない事、でも今の俺じゃぁ叶わない事。

と、俺の目から涙が溢れ出た。





醒めて欲しくない夢┈┈┈┈

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