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ChroNoiR
かなくず
短編集
START!
【夏は嫌い】(ほのぼの)
葛葉「あっちぃーー!」
叶「あついねぇ…」
雲一つなく、青く広がる夏の大空。
蝉の唄や、風でこすれる草葉の音。溶けそうなほど暑いのに、こんな音達が自分の耳に入るのは心底鬱陶しい。
葛葉「ミンミンミンミンうるせぇな!鬱陶しいいんだよセミさんよぉ!」
叶「お前の声も鬱陶しいよ…」
一歩
二歩
たったの二歩でもうくたくただ。
体中が汗でびしゃびしゃなせいで、衣服が自分の体にぴとりとくっつき、気持ちが悪い。
だから夏は嫌いなんだよ!
葛葉「はぁ…はやく帰りてぇよ!」
叶「…じゃあさぁ」
葛葉「?」
叶「今からはやく家に帰った方が勝ちなゲームしよ!!賞品はアイスね!」
葛葉「はぁ!?」
突然隣にいた俺の恋人がとんでもない提案をしてきた。
こんなに疲れているのに?こんなに疲れているのに?
無理だろ…
叶「ね!はやくいこ!」
葛葉「は!?ちょっ!まてよ!」
叶「ははっキム〇ク?www」
葛葉「だまれwwww」
太陽も嫌いだ。
満天に輝く空も嫌いだ。
木に引っ付いてる蝉も嫌いだ。たまに地面な落ちてる死んでんのかわからない蝉も嫌いだ。
暑くて汗をかくのも嫌いだ。
けど、
葛葉「お前と過ごす夏はきらいじゃないかもな」
終わり
【癒し】(ほのぼの)
叶「お疲れ様でした~」
(なんかめっっっちゃ大事でくっっそ長かった)本日会議終わり、毎日の疲れや葛葉不足により、台風の時の海の上の船のような歩き方で家に向かっています。
他人の目なんてどうでもよかった。そんなことより葛葉に会いたい。吸いたい。
葛葉のことしか考えたくない。
叶「いつの間にかついてた…」
葛葉のことしか考えたくなかったので、自分の意思に従い、葛葉のことしか考えなかったらまさかのいつの間にか家の前に着いていた。
叶「これ…使えるかもな」
そんなことはどうでも良くて…はやく会いたい、!
くそが鍵がバックの中から見つからない…なんでこんな時に限って…
ガチャ
叶「!?」
葛葉「叶?」
叶「くーーちゃあぁん!!、!」
葛葉「うおぉ!急に抱きつくなよぉ!」
まさかのまさかでずっと求めていた恋人の方からお出迎えしてくれた。
出てきた瞬間天使かと思ったけど天使だった。もはや神。
葛葉「あ、今な!ご飯作ってるからな!お風呂入ってきて!!」
叶「くぅちゃぁん、♡♡」
嗚呼…神よ…こんな幸せなことがあって良いのか…あ、神はくーちゃんか。
てへぺろ!(?????)
お風呂後🛁*。
葛葉「みて!オムライス!」
叶「くぅちゃん…………♡♡」
目の前のテーブルにはほかほかで金色に輝いている葛葉特製オムライスが置かれてあった。
叶「おいしそぉ♡♡」
葛葉「へへ!たべよ!!」
叶「うん!」
まぁそうやって照れてる葛葉も今すぐに食べたいんだけどね。(Wow…)
まあ汚らしいことは考えず、葛葉が僕のために作ってくれたオムライスを純粋に味わおう。
パクリンチョ
叶「……………………」
葛葉「…………不味かった…?」
叶「うんっっっまぁぁあ!!なにこのめちゃくちゃ美味しいオムライス!!こんなの初めて!」
葛葉「!!よかったぁ!」
まじでうまい。葛葉もおいしそうだな(BE QUIET)
就寝時
叶「くーちゃんおやすみ」
葛葉「う、うん!」
…?ベッドに入った後から様子がおかしいな…
はっ!
まさかの夜の営みを期待して…?
葛葉「かなえ!」
叶「はいっ!!」
葛葉「く、くっついて寝よう!?」
叶「はい???」
く、くっついて寝る?
まあたしかに今は間に隙間が空いてるけども…
葛葉「その…こうやってじっくり二人の時間があったのも久しぶりだったから…その」
かんわいいなおい。そんなの寝るに決まって…いやここはあえて
叶「ぜんぜんいいよ!」
葛葉「!ありが」
叶「でもさ、葛葉からくっついてきて?」
葛葉「え……?」
叶「くっつくのは大体僕からじゃん?」
葛葉「うぐ…」
まぁくーちゃんツンデレだから来ないか…まあくっつければそれで満足だしいいや
ギュムコ
葛葉「ん…!」
叶「え?」
葛葉「くっついた!くっついたよおれ!ぎゅーしたよ!」
叶「…………かわいすぎ最高僕の葛葉 」
えらいね、葛葉
叶「あ、逆になっちゃった」
葛葉「ええ?」
かわいすぎもうなんなんだよまじでかわいすぎな
叶「んふふねようかくーちゃん♡♡」
葛葉「ん……おやすみ」
叶「おやすみ」
ぼくだけのくーちゃん♡♡
終わり
【かなくずの1日】(くそほどほのぼのまじで)
これは、ある幸せなカップルの一日を描いた物語です
ピピピ
スマホから一日の始まりの合図を送られる。受け取りたくはなかったが、生憎今日はくろなんの撮影があるのでこの重い体を今すぐに起こさなくてはならない。
葛葉「んぁぁあー……」
叶「スゥースゥー」
葛葉「かなぇおきろぉ」
隣でまだすやすや寝ている恋人を起こす。
叶「あとちょっとぉ」
葛葉「だぁめだぞもう起きなきゃちこくぅ」
叶「うぇ…」
そしてまだ抱きついていたい布団を退かしながら、台所へ向かう。
ご飯を鍋で炊く。この方が時短になるし、何より炊飯器よりも美味しくなる。
そしてお味噌汁を作り、ウインナーと卵焼きを作る。
卵焼きに砂糖を入れすぎてしまったのかいつもより焦げてしまった。
葛葉「あちゃー…まぁけど許せ」
葛葉「かなえーご飯できたぞーい」
叶「ふぁーい」
叶「んー!うんまぁ」
葛葉「卵焼き焦げちゃった」
叶「あんま気になんなかったよ」
葛葉「がちかよ」
『ご馳走様でした』
叶「行くかー」
葛葉「ほーい」
朝ごはんを食べてから素早く身支度を済ませ、撮影場所へと向かう。
葛葉「今日はなんだっけ」
叶「ホラー。」
葛葉「うげぇ…」
到着
撮影始めまーす
『くろのわーるがなんかするー!』
〜~~~~~~~~~~~~
『おつかれさまでしたー』
葛葉「いやぁ今日も疲れましたわ」
叶「っすねぇ」
葛葉「どーよおっちゃん今日大桜とかどうっすか」
叶「ええじゃねぇか行きましょや」
葛葉「いえええい」
葛葉「やっぱうめぇぇえ!」
叶「久しぶりの大桜たまらん」
葛葉「こーゆーのってまじでたまに欲しくなる」
葛葉「ふぃー食った食った」
叶「もう帰って即寝よう!」
葛葉「だな!」
『ただいまー』
叶「お風呂どーする」
葛葉「もう一緒でいいだろ」
叶「歯磨きしてからにしよー」
葛葉「りー」
葛葉「ふろはいろー」
叶「はぁい」
湯船🛁
叶「くーちゃん」
ちゅ
葛葉「んむ…なんだよ急に」
叶「へへかわいくて」
葛葉「理由になってないぞ!」
ちゅ
叶「やだくーちゃんからしてくれるなんて……♡♡」
葛葉「うるせぇ!」
葛葉「叶!おれがドライヤーしたい!」
叶「え、いいけど」
ヴォォォォオオオアオ(ドライヤーの鳴き声)
葛葉「さらっさらだな」
叶「葛葉はふわふわだよね」
葛葉「かわいいだろ、!」
叶「くそかわ」
葛葉「Wow…」
叶「くーちゃんおやすみ」
葛葉「ん、おやすみ」
ちゅ
終わり
ありがとうございました🙏