テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
グリムとハートくんが口喧嘩をしているのを横目に、洞窟へと入っていく
「ないね…」
「ああ…無さそうだな」
ツルハシを石に打ち付けて探してみるが、廃墟ともあってそう簡単には見つからず、もうとっくの昔に全て取り除いてしまったのかもしれない
やばいな…私退学っていうことで学園追い出されたら住むところないじゃん。路頭に迷うところじゃなくね??
黙々と掘り続けていたら、何やら声が聞こえた
…めっちゃ声低くね?アニメでも見た事ないよ
明らかに人間の声では無さそうだ
「もっと奥に行ったらあるんじゃねーの?」
ハート君はそう言って奥へ進もうとする
私はその襟元を思わず掴んで岩陰に引きずり込む
「いって!なにすんの」
「しっ」
私の真剣な表情を見て冗談じゃないと思ったのか、指示どうりに静かにしてくれた
なんだ、話通じるじゃん(失礼)
「オデ……イシハ…オデノモノダァァァ!」
すると、さっき居たところに顔がない巨大な生き物がずりずりと這うように出てきた
「ふなっ」
これにグリムも驚いたのか、私の腕に抱きついている
いつもの威勢は一体何処へ行ったのだろうか
「あっ、見ろ!」
スペードくんは何かを見つけたように指を指すと、そのままの流れで口を開いた
すみません!!母に時間制限が来て連載ができません!!(おわり)