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歌パロ rimn 洗脳
全てはまやかし。
ゴザカシーの攻撃のせいこの横のライも本物じゃないのに。
「マナー!ご飯持ってきたよーったべよ!」
毒されていく頭はいつしかこいつらが当たり前でヒーローが敵だと認識してくる。
「…ありがとう」
あかん、このままやと。
抜け出して…ちゃんと…
「俺は一途だよ♡マナのことずっと好き。あんな他の女とキスしてる最低なやつなんて考えなくていいんだから」
違う。あれはまやかしだ。
本物のライは…
あれ、どうやったっけ。
「ねぇ、ちゅーしよ?」
唇に当たる柔らかい感覚。
本物?これが、現実?
俺は…ライに、二股されたんや…
身体が…動かん…
「なにやってんだ!!」
気が付けば俺は縄で拘束されて
座らせられていた。
あれ、ライ?
「それはこっちのセリフだ。よくもマナを傷つけて顔を出せたな」
横に立ち優しい声で頭を撫でられる。
「は!?」
「お前は八方美人で男女問わず仲が良い。マナが苦しんでいることも知らず、察し続け、その結果…マナに特大な嫌悪感を作ってしまった」
そうや…俺は嫌やった。
みんなに笑顔で…優しくして…
俺なんか…
「ね、マナ。俺はそんな事しない。俺はお前だけみてるよ」
拘束が解ける。
あいつは…俺を苦しめた。
敵…
敵や…殺さな。
俺はレイピアをライに向ける。
「マナ!」
絶望的な顔をしているライ。
散々俺を…みていなかったくせに。
「ライ。落ち着け。洗脳されてるだけだ。」
「本当達悪い。ライ、騙されてあっち側に行くとかマジでやめてね。」
俺は倒さなあかん。
あいつを…!!
「来んで?」
ヒーローが戦闘体制に入り俺も動く準備をする。
…なのに。
本当か…?
なぁ、俺は…
脳内が…うるさい。
「こいつら倒して、ずぅっと、
一緒に居よう。マナ。」
俺は…
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