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キョウヤside


目を覚ますと愛おしい彼が眠っていた。

良かった、もしかしたら仕事に出るんじゃないかと不安だった。

テオさんは周りに優しい分、自分に厳しい。

だから、もしかしたら居なくなってるかもって思った。

彼の頬に手を当てれば嬉しそうに擦り寄る姿はまるでテオさんが連れているデルビルみたい。


きっと彼もテオさんを信頼してるんだ…、待って?擦り寄るって、え?テオさん俺を信頼してるのッ!?


テオ『んぅ?きょや?』

舌っ足らずで可愛いッ!!

キョウヤ「キョウヤですよ?お寝坊さんですね?」

テオ『んぅーッ(キョウヤの胸にグリグリ頭を擦り付ける)』

キョウヤ「ちょっ!テオさんッ!ダメですッ!」

ベリッと剥がすと

テオ『……やだった?』

しゅんと悲しそうになる彼。

ちょっと!!ここは彼氏であるカラスバさんの出番でしょ!!?


テオ『……キョウヤは、俺の事、嫌い?』


キョウヤ「嫌いな訳無いでしょッ!寧ろ尊敬と……敬愛してます…。」

俺の言葉にテオさんは嬉しそうに

テオ『へへっ、なら良かったあ』

ヘラっと笑ってギュッと抱き締められて……。

テオ『今日も、テオさん休む事にしたから……2度寝しよ?キョウヤと寝るの安心するし……気持ちいい……。』


カラスバさんに沈められそうだけど……。

キョウヤ「たまにはこうゆう日も要りますからね、寝ましょう。起きたら美味しい物食べに行って…気分転換に散歩もしましょう?」


テオさんは嬉しそうに

テオ『うん、する…、俺から離れないでね……。』


テオさんはそのままスヤスヤと眠りに着いた。


その数分後スマホロトムから着信が入った。


キョウヤ「テオさんなら大丈夫ですよ、今また眠りました。」

カラスバ「ほかほか、すまんなぁキョウヤに頼んでしもて、本来なら俺が行きたかったんやけど仕事が忙しゅうてなァ。」

本当にこの人は誑かしてくる…。

カラスバ「ほんで、テオに手ェ、出しとらんよな?」

キョウヤ「出す訳ないでしょ、恋人持ちを寝取るなんてしません、俺は曲がったことが嫌いなんで。」

カラスバ「そりゃそうやな、少しの間だけでもテオと居れて良かったやろ?」

キョウヤ「はいはいソウデスネ、テオさんも寝てるんで俺も寝ます、今日の夜には事務所に送り届けるので安心してください、じゃ。」


イラつきながらも通話ボタンを怒りのまま押す。

これは小さな反抗だ。

俺がテオさんの事好きだって知っててやってんだ、この位しても良いだろ……。


今この時間は俺のテオさん何だ。

抱き締めて寝るのも、おはようを言えるのも俺。

エスコート出来るのも俺、邪魔はさせないよ?




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