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「言葉を話すことが出来なくなった」
初🌈🕒様ストーリー(メインはkid様)
全てを見ている訳では無いので至らぬ点があります
心と頭を無にしてお読みください!
モブ登場
⚠ブツ切り終わり
S
T
A
R
T
…眠…
ふとした瞬間に目が覚めた.嫌…覚めてしまったが正しいのかもしれないが,
あぁ…朝か…
そんな事を思いながら重い身体を持ち上げる.
顔に日差しが当たり目を瞑る.
今日は桜魔ではなく他のライバーと同じ世界に来ている.
何で桜魔じゃないのかと聞かれることもあるだろうが…ただ単に気分だったという訳では無い.
『声が出ない?』
『そうなんですよ.なのでrfmoの収録は延期になりました.』
『あぇー.そーなんや』
『fwっちは気にして無さすぎじゃない?』
『まぁ声が出せなくてもメッセージ送れるなら良いかなーって』
『他のライバーさん達も声が出ないようですね』
そんなメッセージのやり取りを見ながらご飯を食べ準備を進める.
『声出せない問題知ってるかー?』
同期からそんなメッセージが来る
『あぁ…あれってライバーだけなの?』
『嫌?そうだと良かったけど違うみたいだな.ニュースさえも字幕しか流れてねぇ』
『てことは世界の問題?』
『だろうけど…魔の可能性を考えておいた方が良さそうだな』
『魔?桜魔から逃げ出したってこと?』
魔…逃げ出すことも可能だがもし本当だとしたら研究してみたい…とそんな欲が溢れてしまう.
『現に俺らには影響ないみたいだし何か事情ありそうだな』
『僕らに影響ないんだ』
『おう.試したからな』
『gnzkと?』
『あぁ.』
僕らに影響がない魔…理屈が知りたい…
と…問題はその魔?なのかただ単に何か違う奴なのかハッキリさせたいところだ.
そんな期待とは裏切るもので普通に影響が出た
『…あるやんけ』
『あったわ』
『あったね』
『どーすんだよこれ.声出なかったら祓うことも出来ないって』
『そこは俺が刀振ればいいだろ?』
『考えが甘すぎだよ』
『取り敢えず情報収集しつつ原因を探っていこ』
こんなやり取りをしたのが数ヶ月前だ
あれから桜魔の方に戻って資料を読み漁るも何も出てこず,このような事案は初めてのようだった.
ここまで何も分からないとなると世間も混沌とするだろう…
『hr!それっぽい原因の魔見っけた!』
原因はやはり魔であった.がその魔単体で動けるような強さをもちあわせていなかった.
まるで誰かが後ろ盾にいるような…
もしかしたら蜘蛛の巣の中で蠢く小さい虫とでも思っているやつが企んだのだろうか…など変な思考を巡らせる.
気づけば街の人は元に戻っていたがライバーのみ戻っていなかった.
その範囲も縮小するも,その行動は相手を追い詰めるようだった.
『ほんとに蜘蛛みたい』
『最悪だよそれ』
『蜘蛛…か.最近蜘蛛関連誰か調べたヤツいなかったっけ』
『居たけど…その人居ないんだよね.文献も痕跡もまるで初めからいなかったような感じになってる.簡単に言えば蛻の殻』
『怪しッ…!!』
『怪しいけど手がかりが何も無いからどうしようもないんだよね』
「??さん,これでいいんですか?」
「あぁ…俺の屈辱はこんなもので収まらないが…」
「…」
屈辱…って…あんた何されたんだよって感じですが!?
「あぁ…早く絞りきらないと…時間が無いんだから…絶対見つけてやる」
その必要は無いんだよなぁ…
怪しいとは思ってたけど…術を現世で使えるやつなんて少ないからね…
早く声戻してもらわないと困るんだよな…
『いつ仕掛ける?』
『証拠が揃ってる場所からは離そう.消されても困るしね』
『了解』
『さてと…やっと…見つけられるんだ…俺に恥を知らせやがって…』
『話したことなくたって噂は回ってくるもんだな…w』
『…?』
独り言がでかいなぁと思いつつ様子を見る
範囲が縮小される内にだいたい分かってきたこともある
それは桜魔の人間…そしてその人に関わりが深い人に絞られているということ
考えられるのは一つだ
まぁ…関わりがあると言えば僕しかいないんだけど…
プシュッと頬に傷が着く音がする
『…』
『お前…誰だ?そこにいるだろ』
『…(バレたか…音は殺してたんだけどな…)』
『!…お前…wまさかそっちから来てくれるとは…』
『ありがたいですよ…』
『…』
嫌…見た目蜘蛛まじか…
こいつ…人間と言うより魔の部類か?
人間に化けられる魔も居るにはいるはず…
調査結果書に書いておかないとな…
なんて考えてたら襲ってきた…!!
ザシュッ
『お疲れ様ーngo』
『おう…何か手応えねぇ…』
『喋れるようになったし事件も解決したから良いんじゃない?』
『僕は配信しないとだし先帰るね』
『僕も研究結果書かないと…』
『2人揃って忙しいな…』
『お前も報告書書けよ』
『ハイ…』
あれからあの蜘蛛の事,言葉を話すことが出来なくなった原因を調べてたけど…
まだ裏に居そうなんだよね…
今はそれより大事なことがあるってことで据え置きにはなったけど…
いつかこの事件に直面しないといいな…
フラグ🚩?
久しぶりに書くともはや崩壊レベル
読んで下さりありがとうございました
ではでは!