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あの子の名前で心がいっぱい

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あの子の名前で心がいっぱい

第1話 - 第1話心の霧

41

2025年03月10日

#rd運営

くろ@うぇーい

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くろ@うぇーい

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ワンクッション

rd「それでさぁ〜笑」

md「うん、」

MOB1「あ、らっだぁじゃん！」

MOB2「あ、ほんとだ！らっだぁ！」

MOB3「らっだぁ先輩！」

rd「うおっ、皆おはよぉ〜笑」

この高校に入ってかららだおくんはとても人気がある。

顔も性格も声も学力も運動も

何もかも完璧でみんなから慕われて、好かれて

皆が「らっだぁ」と彼の名前を呼ぶ。

そういう時、いつも心がモヤモヤする

どうすればこのモヤモヤは消えるのだろうか

【放課後】

rd「あ、みどりくーん！！一緒に変えろっ！」

md「うん、いいよ、」

MOB「あ、らっだぁさん！さようなら！」

MOB「らっだぁまた明日！！」

MOB「先輩！また明日話しましょっ！」

rd「うん、また明日〜」

あぁ、まただ

また皆らだおくんの名前を呼ぶ。

俺の心のモヤモヤはさらに増す。

【次の日】

rd「みどりくん見てみて！雪積もってるよー！」

らだおくんはそう言いながら歩道橋の階段を降りる。

俺はその後ろに居た。

…このままらだおくんを押したらどうなるだろう。

死んじゃうかな。

心のモヤモヤは消えるのかな。

そんな事を思っていたら

らだおくんが頭から落ちていた。

らだおくんを押したのは俺だった。

md(あ、やっちゃった)

【学校】

MOB「ねぇ聞いた？らっだぁが階段から滑り落ちて入院中だって、」

MOB「え、聞いた聞いた！ほんとに最悪だよな、」

MOB「なんでらっだぁみたいなやつが不幸になるんだよ、」

md「………………………」

【葬式】

MOB「なんでっ、らっだぁが亡くなるんだよッ、」

MOB「らっだぁさん…、」

らっだぁ、らっだぁさん、らっだぁ先輩

らっだぁさん、らっだぁ先輩、らっだぁ

らっだぁ先輩、らっだぁ、らっだぁさん

らっだぁ、らっだぁさん、らっだぁ先輩

らっだぁさん、らっだぁ先輩、らっだぁ

らっだぁ先輩、らっだぁ、らっだぁさん

らっだぁ、らっだぁさん、らっだぁ先輩

あぁ、もう辞めてくれ

その名前を出さないでくれ

俺の心のモヤモヤは晴れなかった。

終わりー

意味深なやつ作っちゃった

んじゃ、ばいばーい