・ ショッピへのドッキリです。
・ 腐では御座いません。
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「 …なんで皆さんそんな暗いんですか 」
不思議に思った彼は皆んなにそう言う。
「 ぁ、ショッピくんか、 」
実はな……、と話を続けるコネシマ、
「 俺、我々だ辞めるねん。 」
「 …は? 」
ショッピは硬直するしかなかった。
「 それでな、ここのみんな辞めるって言い出してんw 」
笑い事じゃない。なんでそんなに笑える??
「 そんなショッピくんはさー、残るん? 」
「 … 」
「 あれ、ショッピくん? 」
声が上手く出せない。この事にびっくりして
涙も込み上げてくる。
「 お、おれはっ、やめ、ませんっ… 」
「 …なんで泣いとんの、ショッピくん 」
なんで泣いてるのって言われても上手く
話せる自信がない。
「 お、れはっ…みんなとの、思い出を
消したく無い、しっ…これ、からも、
思い出、作りたかった、… っ 」
ひっく、としゃっくりを上げながら泣く彼。
余程皆のことが好きなのだろう。
「 …そか、あんなショッピくん、これ全部
ドッキリやねん 」
「 ぅ、え…? 」
「 ショッピくんにドッキリしたらどんなんに
なるんかみんな気になっとって、それで
ドッキリした。 」
「 ぅー…皆んなの、ばかぁ… 」
泣きながらコネシマに抱きつく。
自分が殺す相手、殺意はあるけどそれよりも
仲間として好きな感情が大きい。
「 ぅお…ショッピくん…泣かんといてー? 」
「 うわー!!シッマがショッピくん
泣かせたーー!! 」
「 泣かせとらんわ!! 」
なんてシャオロンとかにはいじられた。
一方ショッピは
「 うぅ…っ、 」
「 …ショッピ?顔見せて?? 」
「 や、ですっ… 」
顔を見せてくれない。けれどきっと
目と鼻と頰を赤くして泣いているだろう。
と想像できた。
「 …ま、ええよ。目腫れたら言ってな、
氷当ててやるで、 」
「 ぁ、りがと、ござ、ます… 」
まだ泣いているようだ。まぁ皆んな
抜けるって言ったら悲しいだろうな。
「 せ、んぱい… 」
「 お?どした? 」
「 わ、れわれだ、抜けない、ですよねっ…? 」
「 おう!抜けへんで!ショッピくん、
俺のこと殺すんやろ?だったら抜けへん!
それに仲間見捨てる程クズちゃうしなー! 」
「 ふ、へへ…よかったっす… 」
泣きながらもへへ、と笑い顔を見上げる。
「 そんでさ、ショッピくん、 」
「 …?はい、ど、しました…? 」
「 さっきはドッキリしてすまんかったなぁ… 」
「 …焼肉奢りで、 」
「 えぇっ!?ま、ええけどっ… 」
この後ショッピはドッキリして泣かせたお詫びに沢山甘えられたという。
コメント
2件
好きすぎるフォロー失礼します
可愛すぎやろ尊い(◜¬◝ )ほんまにそんなドッキリせんで欲しいわ!投稿お疲れ様です!