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葛葉「😪💤」
そこには、生徒会に所属している葛葉がいた。
葛葉もまた、有名人でモテる。
クラスの同級生達(女)がきゃあきゃあと甲高い声をだし、恋バナをして盛り上がっているのを何度も聞いたことがある。
その時に聞いたことなのだが、葛葉は女嫌いで女子が喋りかけると顔を歪めて冷たい反応をするらしい。
それが好きで喋りかけてる者もいるのだとか。
という所まで考えたところで、「女嫌いなんだったら近くに居ても無視してくれるのでは、?」という考えに至った。
今から教室に帰るのも気が乗らないし、いっそのこと当たって砕けろだ。
葛葉から少し離れた場所にでも座ろう。
『風きもちー♪』
やっぱり屋上はいい。
風はそよそよと流れ、空は青く光り輝いている。
静かで自然が感じられる場所が好きな私にはぴったりの秘密基地だ。
ゴソ、
『ビクッ 』
物音がして振り返ると、葛葉が倒れそうになっていた。
女嫌いらしいし、あんま触らない方が良いかな、?
でも、ぐっすり気持ちよさそうに寝てるし体勢立て直してあげよう。
『よい、っしょっと、』
がしっ
『!!?』
葛葉「捕まえた」
肩を押して体制を直してあげると足首を掴まれる。
反射的に足に力を入れると、もっと強い力で引っ張られた。
その勢いで倒れる私と口角を上げて受け入れる葛葉。
ぽすっ、
『!?? ///(跳逃)』
葛葉「っは笑 顔赤すぎ、笑」
『うるさいですよっ!//』
葛葉「でもサボるとは意外だなぁ?ーーは”優等生”だと思ってた」
『…ナニイッテルノ?ワタシタイチョウワルイヨ』
葛葉「ぶふっ笑ーー嘘つくの下手くそ笑」
『むぅ、(口噛)』
たらっ
『くちびる切れた、最悪、』
葛葉「…」ごく、
葛葉「なぁ、血飲ませて」
『はぁ、?』
葛葉「いいから(引張)」
『う”わぁっ!』
かぷっ
『い”っつ、』
葛葉に噛まれた瞬間、体全体に痛みがはしる。
私が痛がっているのにも関わらず、ごくごくと血を吸う葛葉、
ぢゅっ、ぢるるる
ちゅぱ ちゅぅ〜、
2人だけの静かな屋上で、唾液の音だけが聞こえる。
葛葉の1つ1つの行動が音になり、
その音に快楽を覚える私がいる。
葛葉「ーーの血、甘ぁ、」
『血に味とかある、?』
葛葉「あるよ、あるある。」
葛葉「血に味があるから滅多に吸えないんだろーが、」
葛葉「甘い血は貴重なんだぞ」
『はへぇ〜、』
葛葉「てことで、ーーの血は俺のモンな!決定〜」
『は、!!?』
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