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☆登場人物
山上 愛楽 (やまかみ あいら) 主人公 明るくて素直。
佐藤 愛生(さとう めい) 愛楽の友達 元気!でもたまに暗くなる
如月 萌花 (きさらぎ もえか) 愛楽ライバル同士 計算高いぶりっ子タイプ
宮 蒼空 (みや そら) 愛楽と萌花が好きな人 優しい
まあ説明はこんなもんかな
愛楽と蒼空は中学2年生、萌花は中学1年生です!
本編レッツゴー─=≡Σ((( つ•̀ω•́)つ
4月 学校登校中だよん
愛楽side
私は山上愛楽!とっても学校が楽しい元気な中学2年生!
とっても運動神経がよくて、体育の成績だけはいつも5なの!!
あ、でも一応勉強もできるんだからね?勘違いしないでね!?
蒼空「愛楽ー!」
愛楽「そっ、蒼空!」
蒼空は私の幼なじみ。そして私の…好きな人。蒼空とは物心ついたときからずっと一緒で、たくさん遊んでたんだ。
蒼空「一緒に学校行こーぜ!」
愛楽「う、うん!」
蒼空「そーだ、聞いてくれよー!バスケ部で俺、メンバー入りしたんだよ!」
愛楽「え。すごいじゃん!」
うちの学校のバスケ部はすごくて、毎年全国に行ってるような強豪なの。正直私はバスケに興味は一切なかったんだけど、蒼空がバスケをやっていたから大体のルールは知っている。
一生懸命な蒼空をずっと見てきたから。
私もミニバスはやっていた。でも、やっぱり蒼空のほうがバスケは上手だった。
蒼空「ねーねー」
愛楽「?」
蒼空「愛楽ってさー好きなやついるー?」
愛楽「え( ゚ ▽ ゚ ;)!?」
え、いやいきなり…どしよ…
愛楽「えーとね…内緒☆」
蒼空「そっかー」
愛楽「…蒼空はいないの?好きな人。」
蒼空「んー…。あんまそういうことよく分からん。」
愛楽「…そうなんだ。」
なんかちょっと安心した。やっぱり蒼空は好きな人なんていないよね。
萌花「そらせんぱーいっ♡」
ふわふわ走ってる…てかあの子こっち来る?
萌花「そらせんぱーい!学校まで2人で♡もえかと一緒に行きましょー(。˃ ᵕ ˂。)」
ふっ…ふたり!?私は!?見えてないの?
蒼空「いいけど…こいつも一緒でいいか?」
萌花「チッいいですよぉ〜(˶′◡′˶)」
ん?今、あの子舌打ちしたよね?私だけに聞こえる声で!…器用だなぁ〜
愛楽「ねーねー、あなたの名前って何?」
萌花「もえかです〜♡」
愛楽「へー!可愛いね!」
蒼空「てかなんで俺の名前知ってるの?」
萌花「部活の見学で見てたんですよ!バスケのマネージャーの!」
愛楽「え!私バスケ部のマネだよ!入ってくれるの!?嬉しい!」
萌花「えへへ〜正直入ろうか迷ってて〜♡」
蒼空「へー」
萌花「せんぱいが、入ってほしいなら入ろうかなぁ♡って思ってるんですけど〜♪」
愛楽「入ってほしいです!お願いします!」
萌花「ボソッお前じゃねーんだよ…」
ん?なんか言った?まいっか。
蒼空「マネはあと何人かいるほうが愛楽助かるだろ。」
愛楽「うん!」
蒼空「愛楽のために入ってやってくれ。」
萌花「はい!入ります♡」
愛楽「本当!?ありがとー(´;ω;`)」
教室
愛楽side
蒼空「なんか席順名前順でつまんないー」
愛楽「なんか最初に席替えするらしいし大丈夫だよ!」
蒼空「そっか。愛楽の隣がいいな…」
愛楽「へっ!?なんで?」
蒼空「幼なじみだし。安心するから!」
…そっか。
愛楽「そうだよね!」
蒼空は、私のこと全然意識してないんだ。
私ばっか意識してて、バカみたい。
美空先生「担任の山月美空です。」
クラス「みーちゃんだ!やったー!へーザワザワ楽しみーザワザワ」
美空先生が担任かぁ。美人。他のクラスの子、最高って言ってたし…。どんな先生なのかな。
美空先生「静かにしてねー。そんじゃ、席替えを行います」
席替えかー。どうせくじなんだろうな。
美空先生「それじゃあ、この紙に自分の名前を書いてください」
へ?なんで?なんか白い紙配られた。
クラス「ザワザワ」
美空先生「それじゃ、この紙に席近くになりたい人書いてくださーい。」
クラス「え?」
美空先生「3人までね。書いた人と隣になるように席替えをします。視力の問題とか身長とかの問題で席前の方にしてほしい人は紙に前にしてって書いといてねー。」
生徒A「え、でも…席が仲いい人と隣だったら遊んじゃうんじゃないですか?」
美空先生「あら。遊んだりしたらこの席替えの方法はやめます。もし授業に集中できていないようでしたら普通にくじにします。」
え。美空先生…それは…
クラス「ワーワー🥳ワー👯♀️ワー🎊🎉」
愛楽「美空先生マジ最高…」
えーと、宮 蒼空…と親友の愛生(めい)も入れとこ。
美空先生「出してくださーい」
提出ー
美空先生「じゃあ席次の時間までに決めときまーす」
席替え開始ー
美空先生「ここの席はAさん、ここはFさん、ここはYさん、ここはUさん…」
こんな感じになったよ
隣の子は川崎 優斗(ゆうと)くんって子。大人っぽくて優しくて、超モテモテな子だよ。で、前の席にいるのが蒼空。愛生は蒼空の隣。愛生は優斗くんのことが好きなの。正直愛生と私の席交換したほうがいいと思ったんだけど、それはダメかなあって思って席は変えてないの。でも好きな子と同じ班だし、我慢しとこってなってこんな感じの席になったんだ。
美空先生「それじゃあ、今日は隣の人同士で色々活動してもらいます!」
え。そんなの聞いてないよ!だったら蒼空と隣が良かった…。まあ、仕方ないか!
愛楽「優斗くん、よろしくね(˶• ֊ •˶)。」
優斗「うん。1日がんばろーね。」
愛生「よっし!蒼空、共に頑張ろう!」
蒼空「おう!…で、何をするんだ?」
美空先生「私達で、1年生の学校案内をやります!」
愛楽「へーっ!」
美空先生「4人でグループを作ってもらって、1つの班で1年生4人を学校案内してもらいます!」
1年生かぁ…。可愛いだろうなあ…楽しみ♪
美空先生「それじゃあうちは2年1組なので1年1組を案内してもらいます!」
1年1組の教室前
愛楽side
愛楽「誰かなぁ…どんな子かなぁ…♪」
蒼空「もう少し大人しくできないの?」
愛楽「楽しみなんだもん!無理だよ!」
美空先生「じゃあ山上さんたちにはこの4人を案内してもらうよ!」
海月「私みつきです!よろしくね☆」
遥斗「僕はるとです!案内お願いします!。」
鈴「れいです。」
萌花「えーと、もえかです♡今日1日よろしくお願いしまーす♡」
あれ?あの子…
愛楽&蒼空「朝のときの…」
萌花「あ!そら先パーイ♡」
愛生「あれ!2人その子知ってるの?」
愛楽「朝会ったんだ!」
愛生「じゃあじゃあ!。愛楽と蒼空でその子案内してあげなよ!」
愛楽「蒼空、いい?」
蒼空「ん。いいよ。」
愛生「じゃあ、優斗とうちで海月ちゃんと遥斗君を案内するね!」
愛楽&蒼空「分かった!」
優斗「愛楽ちゃんと蒼空で、萌花ちゃんと鈴君を案内してあげてね!」
愛楽&蒼空「うん!」
愛楽「お互い頑張ろーね!」
愛生「うん!」
☆続く
みなさん、『ふぁいぶらぶっ!』を読んでくれてありがとうございました!題名でのネーミングセンスのないところは気にしないでくださいね(._.)
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