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ポレ
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・初心者です・nmmn注意・ご本人様とは一切関係ございません・アンチコメNG・地雷さんは回れ右です!
・これからよろしくお願いします!
・ハート、コメントしてくれると嬉しいです!
・名前はあまり伏せません
朝。
教室の扉が勢いよく開く。
「おっはよーー!!」
mb「朝から元気だな。」
友達に囲まれ、wnはいつもように笑っていた。
「そりゃ僕だからねー!」
mb「意味わかんねぇよ笑」
笑い声が広がる。
その輪の中から、wnは自然と窓際へ目を向けた。
本を読んでいるru。
いつもなら真っ先に駆け寄って、
「ろーーきゅん!」
と騒ぐはずだった。
だけど。
(……ダメだ。)
昨日、幹部から告げられた言葉が頭をよぎる。
『若様。あの少年との接触は、できるだけ控えていただきたい。』
『監視は続けます。』
(……ふざけんな。)
拳をぎゅっと握る。
(僕が近くにいるせいで、ruが狙われるなら。)
(少し距離をおくしかない。)
mb「wn?」
友達に肩を叩かれ、我に返る。
「あ、ごめんごめん!」
いつもの笑顔を浮かべる。
mb「考え事?」
「んー?朝ご飯何食べるか考えてた!」
mb「絶対嘘だろ!」
教室に笑い声が響く。
窓際。
ruはページをめくる手を止めた。
(……来ない。)
教室に入ってから数分。
wnは一度もこちらへ来ていない。
毎朝必ず、
「ろーきゅん!」
「ruきゅんって呼ぶな。」
というやりとりをしていたのに。
今日は違う。
(珍しいな。)
そう思い、本へ視線を戻す。
しかし文字が頭に入ってこない。
昼休み。
mb「wn!購買!」
「行く行く!」
友達と教室を飛び出していくwn。
ruの机の前を通ることすらしない。
ru(……変だ。)
別に困るわけじゃない。
静かな方が好きだ。
なのに。
どこか落ち着かなかった。
放課後。
友達と別れたwnは、一人屋上へと向かっていた。
「……はぁ。」
フェンスにもたれ、大きく息を吐く。
ガチャ。
屋上の扉が開く。
『若様。』
現れたのは黒いスーツ姿の幹部だった。
「学校まで来るなって言ったよな。」
『申し訳ありません。』
「で?」
『監視対象についてご報告を。』
「……。」
『対象は尾行に気づいております。』
「だから言っただろ。」
wnの声が低くなる。
「これ以上ruに近づくな。」
『しかし若様。』
「もしあいつに何かあったら。」
ゆっくり幹部を見据える。
「僕が許さない。」
屋上の空気が張り詰める。
幹部は小さく息をのみ、頭を下げた。
『……..承知しました。』
その頃。
忘れ物を取りに戻っていたruは、人気のない廊下を歩いていた。
屋上へ続く階段から声がする。
ru(……wn?)
足が止まる。
聞こえてきたのは、
「僕が許さない。」
その一言だけだった。
思わず息をのむ。
ru(今の声……。)
(本当にwnか?)
教室で笑っているあいつとはまるで違う。
静かで。
冷たくて。
どこか威圧感のある声。
扉の開く音がした。
ruはとっさに階段の陰へ身を隠す。
屋上から出てきたのは黒いスーツ姿の男。
そして、その後ろを歩くwn。
その表情には、いつもの笑顔がなかった。
男が去ると、wnは一人、静かに立ち尽くしていた。
その横顔はどこか苦しそうだった。
ruは胸の奥がどこかざわつくのを感じる。
ru(……俺は。)
(wnのことを何も知らない。)
毎日くだらないことで笑って。
「ろーきゅん。」
「ruきゅんって呼ぶな。」
そんなやり取りばかりしてきた。
でも。
好きなものも。
嫌いなものも。
家族のことも。
家がどこにあるのかも。
放課後何をしているのかも。
何一つ知らなかった。
知ろうとしなかった。
あいつはいつも笑っていたから。
それだけで十分だと思っていた。
だけど違う。
ru(あの笑顔の裏に……。)
(何を隠している。)
翌日。
教室では、いつものようにwnが友達と笑っていた。
その笑顔を見ながら、ruは昨日の横顔を思い出す。
ru(どっちがお前なんだ。)
(笑っているお前か。昨日の、お前か。)
その答えが知りたかった。
初めて。
そう思った。
放課後。
wn「じゃあねー!」
友達に手を振るwn。
ruは少し遅れて教室を出た。
ru(……何してるんだ。)
自分でもわからない。
それでも足は自然とwnを追っていた。
昇降口。
黒いスーツ姿の男が待っている。
『若様。』
その呼び方に、ruは思わず目を見開く。
「学校でその呼び方やめろ。」
wnは小さくため息をつく。
『申し訳ありません。』
『旦那様がお待ちです。』
若様。
旦那様。
黒いスーツ。
昨日の男。
点と点が繋がり始める。
ru(…..何なんだ。)
(お前は、一体。)
その時だった。
「……誰だ。」
低い声。
wnがゆっくり振り返る。
そして。
「…..ru?」
目が合う。
数秒の沈黙。
ruは逃げなかった。
静かにwnを見つめ返す。
「…..聞きたいことがある。」
その一言に。
wnの笑顔は、静かに消えた。
コメント
1件
ああ、この6話……すごく切なくなりました。いつも笑顔で明るいwnくんが、ruくんを守るために自ら距離を置こうとしているのが伝わってきて、胸がぎゅっとなりました。特に屋上での「僕が許さない」という台詞、あれが普段の彼とは別人みたいで、そのギャップにドキッとしました。そしてruくんが初めて「知りたい」と思ったシーン——二人の間に新たな一歩が生まれた瞬間がとても丁寧に描かれていて、じんわりきました。続きが気になります……!