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◇◇◇◇◇


宿を出て、冒険者ギルドに向かう。

が、やっぱり注目されている。

ザークさんは、気にせず進んでいくが、年配の方が、ザークさんに声をかけて何やら聞いていたが、僕がアキラの孫だと分かると、たくさんの人に囲まれて、皆さんに挨拶をすることに。一様に笑顔で迎えてくれた。

ただ、そこからは、ありがたいんだけど、進まない進まない。辿り着くまでに日が暮れそう。



それでも、なんとかたどり着き、冒険者ギルド エンジェル領支部の中に入ったのだが、ギルド支部の中も同じ状況です。

もう情報が行き渡っているのか、まさに人だかりといった状態です。

それでもみんな暖かく迎えてくれるので、ありがたい。身動き取れないですけど……。



「おい!ザーク!黒髪と一緒に、支部長室に来い!」


「おー、わかった。

みんな!すまないな。ユメたちも一緒に上がるぞ!」


ザークさんに付いて、階段を登って支部長室に入る。中には、支部長と思われる綺麗な女性が、待っていた。

この人は、なんというか、他の人とは違うヤバい感じがした。いろんな意味で。

すぐに鑑定したのだが、確かにヤバい!

ヤバすぎる!


〈ステータス〉

ソフィア 40歳 レベル48

称号 冒険者ランク10(紫)

ジョブ 大魔道士

HP 960960 MP 10401040 BP 1760

〈スキル〉

初級魔法(水)レベル8

中級魔法(水)レベル6

上級魔法(水)レベル3



「冒険者ギルドでエンジェル領支部長をやっているソフィアだ。まあ、掛けてくれ!」


「あー。」

「失礼します。」



「早速だが、話は聞いたぞ。

お前が、アキラの孫か?」


「はい、初めまして、マサユメです。ユメと呼んでください。

こちらがハガネさんとコガネさんです。

肩に乗ってるのがカグヤ様です。

よろしくお願いします。」



「こんなことがあるんだな。

確かに言われれば、そうだな。

事変のことは聞いたか?」


「はい。」


「私もこの街の出身なんだよ。

当時10歳だった。

成人の儀を終えて、冒険者になりたての頃だったよ。うちも貧しくてな。

幸い、最初の天啓で戦闘職を授かったので、冒険者になって少しは稼げるようになったが、もし違ってたら、当時なら、身売りされていたかも知れない。そんな時代だったよ。


そうか、アキラの孫か。

アキラは、ここを第二の故郷だと言ってくれたよ。お前もそう思ってくれると嬉しい。なんでも頼ってくれ。」



ありがたいな。本当に暖かい人と街だな。


と同時に、ものすごく頼りたい!

この人、ゲキ強な上に、この容姿とこのスタイル!とても元同級生には見えません!


「ソフィアは、ここの支部唯一のカラーズだ。

まあ、逆にカラーズでないと支部長にはなれないんだがな。

最初の天啓でいきなり3次職を授かった超レアな奴だ。それで、事変前はギルドで情報を隠蔽してもらってた。事変後はオープンになったんで、みんな驚いたよ。」


「あの〜、わからない単語が出て来て、ちょっとついていけないというか。」


「おー、確かに、すまないな。ソフィア!

ユメなんだけど、ギルドのことを教えてやってくれ。アキラと同じで、ここに来た時点で、この世界の記憶がすっぽり抜けちまってる。


まず、この街の名前は、イガタウンだ。

変な名前だが、親父が領主になった時に変えたんだ。アキラに由来しているらしいが、よく知らん。

あと、ユメたちは、うちの家族だから、今日から、ここ、イガタウン出身ということだ。手続きは勝手に親父が手配してるからなw。」


由来ってそのまんまやんw

ただ、本当に第二の故郷になったんやなぁ。


◇◇◇◇◇


【黒の軍団《ル・ノアール》】-なかまシステムで美少女テイム軍団増殖中?-

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