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慶彦にはお母さんがいない。お父さんは夜遅くまで働き、酒癖が悪いから日にちを跨ぐことなんで当たり前。
「今年もクリスマスは1人か」
慶彦の家はあまりにも貧乏なため、学校にさえ行かせてくれない。今日の空は曇り。星1つない天気だった。
月が空高くまで昇った時慶彦は唸るような声が聞こえた。慶彦は脅えながらもドアを開け、外に出た。
「お父さん!」
「ただいま慶彦。クリスマスぐらい1人にさせたくないよー。でも、お前にも会いたくないよお。」
お父さんの顔は誰が分からないぐらい腫れ上がっていた。そしてお父さんの手には木の棒が。
「おかえり、お父さん。よく頑張ったね!」
その時ちょうど雪がシンシンと降ってきた
「おかえり、お父さん。メリーホワイトクリスマス」