こんばんは🙋
今回はやし葛です。地雷なのでR-18は書けませんでした。すみませんm(_ _)m
注意事項
地雷さんや苦手な方はそっと閉じてください
この作品はご本人様と何一つ関係ありません
コメントをする際には批判ではなくアドバイスをしてください。
それでは楽しんでいってください!
社築さん視点。
俺には好きな人がいる。その人は息子だ。血が繋がってるわけじゃないけど今は親子という関係だから気持ちを伝えることが出来ない。葛葉が14才の時に引き取った。当時の俺は22才で遠い親戚で顔も名前も知らなかった。両親が事故にあって親族で預かってくれる人を探して俺にたどり着いたらしい。葛葉はかっこよくて綺麗で惚れてしまった。それからいけない気持ちを抱いて今に至る。俺の片思いはもう5年目。
「おやじ〜おはよ!!」
『おやじって言うな、俺もまだ若い。』
「それでも俺にとってはおやじだし。」
父親と息子。この肩書きが邪魔で仕方ない。
『ほらご飯食べなさい。』
「はーい。」
もぐもぐとご飯を食べる時に葛葉は頬を触る癖がある。気づいてからは可愛くてずっと見てしまう。たまに怒られる。
「おやじって本当に料理上手いよなぁ。」
『葛葉が食べる物だからな。練習した。』
「そっ!そうなんだ///」
『なに笑。照れてんのかぁ!このガキ〜』
「うるさい!!」
こうやってふざける時間が好きだなと実感させられる。
「おやじは結婚しないの?」
悲しげに目を細めて葛葉が聞いてきた。
『しないけど。なんで?』
「俺がいたからおやじは結婚出来ないの?」
「俺がいて迷惑だった?」
葛葉の目には涙が浮かんでいて今にもこぼれ落ちそうだった。
『葛葉?どうした💦』
「ご近所さんが結婚しないのかって噂してるの聞いちゃって、、、。ごめん。」
そんなことは良いのに。でも優しい葛葉は気にしちゃうんだろうな。大丈夫なのに。俺の好きな人は目の前にいるから。そう言えてしまえばどれだけ楽なんだろう。
『良いんだよ、葛葉。俺はお前よりも大事な人は居ないから。結婚だってしなくて良い』
「良くないよっ!!諦められなくなる。」
『は?』
今、なんて?
葛葉さん視点。
『諦められなくなるって言った?』
おやじのいつもと違う強めの話し方が怖い。
「ごめっ…ごめんなさい。好きなってッ…」
涙がとまらない。怖くて顔が上げられなくて。息子に好きだって言われて気持ち悪いと思ってんだろうなぁ。誤魔化さないとって分かってんのに涙と嗚咽は止まることを知らなくて。同性愛者で相手がおやじでって嫌われるよな。
『好きだよ葛葉。だから泣くな。』
「えっ?」
『俺はお前のことが好きだ。恋愛対象で』
「本当にッ?嘘じゃない?」
『嘘じゃない俺もずっと好きだったよ。でも親子だからって伝えられなかった。ごめん』
おやじの顔と声がいつもより真剣でそれでいて優しくて胸が熱くなる。諦めなきゃって思ってたのに。夢見たいだ。
「おやじ〜ッ!!」
おやじに抱きつくと優しくでもしっかりと抱きしめ返してくれた。
『泣かなくて良いよ両思いだったんだから』
「嬉し泣きだわ!バカっ」
『色々大変な事があると思う。それでも付き合ってくれるか?』
「当たり前、嬉しい。」
泣き止むまでずっと背中をさすってくれるゴツゴツした男らしい手に身を委ねた。
社築さん視点。
『おやじじゃなくて築って呼んで?』
泣き止んだ葛葉にお願いする。2人の時だけでも良いからと。
「なんか恥ずくねぇ。」
顔を真赤にしてうつむく葛葉。やっぱり可愛いな。
『良いだろ。恋人なんだし。』
「頑張ります…。」
『アハハっ!まぁ良いけどさ。』
これから色々大変なことは絶対に起きる。それは親子だから。でも大丈夫、俺達なら。周りの目も偏見も全部、2人なら乗り越えられる。辛いこと以上に2人で幸せになればそれで良いんだ。それが正しいんだ。今日からは親子だけじゃない恋人という肩書きが加わった。幸せの始まりだ。
はい!
ここまで読んでくれてありがとうございます
やし葛は難しいですね。
以上きい。でした(*‘ω‘ *)
コメント
6件
ほっこりいいね...
/ てぇてぇ☆
いいねください…。 目標は150〜200です! あと地雷でもR-18なければ書きます