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1話?です!
変な文面とか、誤字とか、間違ってる所があるかもしれません!
その時はすみません!🙇♀️
〇〇のところに好きな名前を当てはめて読んでみてね!☺︎
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21:30 ―― メガ・ピザプラネット、出勤
夜の21時30分
「フレディ・ファズベアのメガ・ピザプラネット」の通用口から、〇〇は足を踏み入れた。
昼間の賑やかさが嘘のように、広いロビーには人気(ひとけ)がなく、きらびやかなネオンの光だけが、ガランとした床を虚しく照らしている。
「ふぅ…、今夜も仕事、始まるなぁ〜…」
〇〇は自分の技術スタッフ用の制服の襟を正し、ずっしりと重い工具箱と、夜間警備用のパスがぶら下がったネックストラップを手にした。
今夜のシフトは、いつもの配線点検と、各エリアのセキュリティチェックを少し、デイケア(託児所)のアニマトロニクスの定期メンテナンスだ。ロビーのタイムレコーダーにカードを通すと、ピッと無機質な電子音が響く。
画面には【退勤リミット:24:00(一斉消灯)】の文字。
「24時までにゲートを出ないと、セキュリティロックがかかってお泊まりコース行き、か…。早く終わらせて帰らなきゃ」
22:00 ____デイケアへの回廊工具箱を片手にデイケアエリアへと向かう。
通路の壁には、太陽と三日月の陽気なイラストが描かれている。
メンテナンスは以外と時間がかかる。ように見えて案外早く終わるものだ。
でもなんでか時間がかかるんだよなぁ、なんでだろう。
「……よし、メンテナンス行くかぁ」
〇〇がデイケアの巨大な扉を開け、一歩中へ踏み込む。その瞬間、カラフルなプラスチックのボールプールの奥から、ガシャガシャと賑やかな駆動音が響き渡った。
「あ! 〇〇!! 来た、来た、ついに来たねぇッ! 僕、君がこの扉を開ける音、ずーーーっと待ってたんだよ!」
暗闇を切り裂くような高い声とともに、太陽の頭をしたサンが、大きな長い腕を広げて目の前に飛び出してきた。
頭のレイ(突起)をカタカタと嬉しそうにフル回転させながら、笑顔の仮面のまま、〇〇との距離をグッと詰めてくる。
「サン、相変わらず元気だね。今夜も定期メンテナンスの時間だよ。大人しくしててね」
〇〇が工具箱を床に置くと、サンは大きな身体を器用に屈めて、〇〇の顔を覗き込んできた。
表情の変わらない白い瞳が、〇〇をじっと凝視している。
「はーい! 良い子にしてるよ! 〇〇の点検はいつも丁寧で大好きだからね! でもね、でもね…あんまりゆっくりしてると、もうすぐ”消灯時間”になっちゃうよ?」
サンはクスクスと喉の奥でギアを鳴らした。
〇〇がサンの背中の外殻パネルを開け、細い配線束をチェックし始める。
指先が内部の温まったギアに触れるたび、サンは「ギチッ」と微かな電子音を立てて身震いした。「サン、ちょっとじっとしてて。…あれ? おかしいなぁ、この制御基板のネジ、なんでこんなにガチガチに固くなってるの? 全然回らないんだけど…」
〇〇が不思議そうに眉をひそめ、ドライバーにフンッ!と力を込める。
するとサンは、背中を向けたまま、どこか楽しげに声を弾ませた。
「えぇ〜? おかしいねぇ! 回らないなら、もっと時間をかけて、じーっくり直してくれてもいいんだよ? ほら、24時の一斉消灯まで、あと少ししかないけれどね!」
サンの大きな手が、背後から〇〇の作業する手元を囲うように、そっと壁に添えられる。
まるで、最初から〇〇をここから帰すつもりがないような、無邪気で、だけど逃げ道のない檻。
時計の針は確実に進んでいる。24時までにここを出なければ、今夜は強制お泊まりコースだ。
「もう……! サン、わざとパーツの噛み合わせを渋くしたでしょ。急がないと本当に電気が消えちゃうんだから」
「あはは! 僕はただ、〇〇と少しでも長く一緒にいたいだけだよ? ほら、僕の点検はこれで終わりだね! 次は電気を消して、ムーンの番!」
サンがパネルをパチンと閉めると同時に、託児所の時計が23時40分を告げた。
正面ゲートが完全にロックされる24時まで、あとわずか20分__。
「急がなきゃ…。それじゃあサン、電気消すよ」〇〇がサンの楽屋(部屋)の電気に手を掛ける。
その瞬間、それまで部屋を照らしていた明かりが消え去り、視界は深い暗闇に包まれた。
直後、静寂の中に「ギチギチ…カチ、カチ…」と、パーツが激しく変形する重い金属音が不気味に響き渡った。
〇〇が手元のライトのスイッチを入れる。白い光が暗闇を照らし出したその先には、 床に音もなく降り立っている三日月の顔、ムーンがいた。暗闇の中で、二つの赤い瞳が妖しく発光している。「…夜更かしの技術スタッフさんだ。〇〇、俺のメンテナンスの時間だね」
ムーンの声は、サンとは対照的に低く、かすれていて、どこか楽しげに〇〇をからかうような響きを持っていた。
〇〇は迫り来る時間を気にしながら、大急ぎで工具を構える。
「ムーン、お願いだから大人しくしてて。胸の感知センサーのレンズを磨くだけだから、1分で終わらせるよ。」
「急ぐ? どうして? …ああ、24時の消灯時間のこと? まぁ、安心しなよ」
ムーンは一歩、また一歩と大きな身体を屈めながら、〇〇との距離をじりじりと詰めてくる。
機械特有の圧倒的な威圧感。
だが、その赤い瞳に宿っているのは、冷酷な怒りではなく、いたずらが成功した子供のような歪んだ歓喜だ。
「サンがさっき、お前の工具のネジを少しだけ”細工”しておいてくれたから…お前のその小さな手じゃ、俺のパーツを外すのに、あと20分はかかるよ」
「え…っ!? サンが…ネジを?」
驚いて目を見開く〇〇。
ムーンは笑顔の仮面のまま、低い声で「ククク…」と喉の奥を鳴らした。二人は仲が悪いどころか、〇〇をこの場所に引き留めて一緒にお泊まりするために、最初から完璧な共同作戦を立てていたのだ。
「部屋(楽屋)にはね、お前が窮屈に過ごさなくていいように、ふかふかなクッションをたくさん集めてあるんだ。サンも俺も、お前と一緒に朝まで過ごせるのを、ずーーーっと楽しみにしていたんだよ」
ムーンは長い金属の指先をそっと伸ばし、〇〇の手首を優しく、だけど絶対に離さない力で包み込んだ。その時、全体の明かりが一斉に消えたのが分かった。
遠くの廊下から、正面ゲートが完全に閉まる重厚なロック音が遮断音のように聞こえた。
「…時間切れだ。さあ、良い子はもう、おやすみの時間だよ」ムーンの赤い瞳が、暗闇の中でいっそう深く、怪しく輝くのだった。
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コメント
3件
第2話、めっちゃ面白かったです…!サンとムーンの「一緒にお泊まりしたい」っていう共同作戦、気づいた時ゾクゾクしました。明るいサンがまさか裏でネジ細工してるなんて思わなくて…ギャップにやられました。ムーンの優しくて逃がさない感じも、執着好きとしてはたまらないです🥀続きが気になるー!
葉桜るあ🍼
17
78
#ファイブナイツアットフレディーズ
#ハリーポッター